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Czech greenway ウィーン〜プラハ(5):テルチ(テルチ(Telč))〜インジフーフ・フラデツ(Jindřichův Hradec)

Czech greenway ウィーン〜プラハ
(1):ヴァルティツェ(Valtice)周辺散策
(2):ヴァルティツェ(Valtice)〜レドニツェ(Lednice)〜ミクロフ (Mikulov)
(3):ズノイモ(Znojmo)〜ヴラノフ・ナド・ディイェ(Vranov nad Dyjí)
(4):ヴラノフ・ナド・ディイェ(Vranov nad Dyjí)〜スラヴォニツェ(Slavonice)
(5):テルチ(テルチ(Telč))〜インジフーフ・フラデツ(Jindřichův Hradec)
(6):インジフーフ・フラデツ(Jindřichův Hradec)〜トシェボニ(Třeboň)
(7):インジフーフ・フラデツ(Jindřichův Hradec)〜ターボル(Tábor)
(8):ターボル(Tábor)〜ブラニーク山(Blaník)〜ブラソフ(Brasov)


第5日:テルチ(テルチ(Telč))〜インジフーフ・フラデツ(Jindřichův Hradec)

日程の半分が過ぎた。ジャージを4枚持ってきたからもう洗濯しなくていいが、終わりまでの日数を数える感じになって寂しい。そして、今日はこの旅の最高標高地点を通過して、ドナウ流域からエルベ流域への分水嶺を越える。テルチから、インジフーフ・フラデツ(Jindřichův Hradec)の街までの50km弱。

この日の朝、テルチの旧市街は停電だった。7時半に電気が消えるというのでそれまでに準備を済ませ、朝食は暗い中で食べた。街の広場と城の裏の庭園を散策してから出発。街の塔に登ろうと思ったが停電でやっていなかった。

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テルチの朝。旧市街は停電だった。その旧市街を外から眺めて見た。

橋を渡り、街を離れる。まず丘を登る。登りきった先にベンチのある休憩所があるが、そこはテレジン強制収容所にたくさんの絵を残したユダヤ人芸術家František Mořic Náglの記念に作られたものだった。反対側の丘を望む。

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橋を渡ってテルチを離れる。

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František Mořic Náglを記念したベンチで一休み。

西に向かって走る。いくつも丘と小さい街を越え、徐々に標高を上げる。一丘越えて坂を下った向こう、次の丘の上に二つの教会が並んでいるのが見える。Velká Lhotaの町で、この教会はチェコではめずらしいプロテスタントの教会。小さい方は1781年にハプスブルク帝国内でプロテスタントが許可された時に建てられ、新しい方は80年後にカトリックと同じ権利になったときに建てられたということ。

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ちょっと不気味な街路樹。

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Velká Lhotaの双子のプロテスタント教会。

さらに丘と村を越えていく。チェコは、ヴルタヴァ川流域のボヘミアとモラヴァ川流域のモラヴィアに分かれていて、モラヴァ川はドナウ川に注いで黒海に流れるが、ヴルタヴァ川はエルベ川になって北海に注ぐ。Olšanyの村を過ぎるとこれから、その欧州大分水嶺を越えることになる。三年前、リンツからチェスキークルムロフに走った時もこの分水嶺を越えたが、その時は標高1000メートル越えのそれなりの峠で、チェコとオーストリアの国境でもあった。森の中の細い道を走り登り切るが、今日の景色は低い丘の連なりで、どこが境界かわからない。最高標高地点はだいたいわかったが、普通の森の中で、ここが分水嶺かもよくわからなかった。

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丘の連なりを越えていく。

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Maršovの村のバス停って、ほとんど普通の家です。誰でも入れるが。昨日は、無人の丘の上にバス停があって、誰が使うんだろうという話をしたのだが。

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この何気ない景色がこの旅の最高地点で、多分欧州大分水嶺。三年前に越えた峠とはちょっと違うな。

それでもこの地点647mが旅の最高地点。旅もいよいよ後半戦へ。とにかく坂を下り始めて、ボヘミアに入った。山梨県から長野県に入ると道端で売っているものが桃やブドウからリンゴに変わるが、そういう変化もなし。

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少し下ると、牛が草を食むのどかな景色だった。

Vlčiceの村の先で、撃墜されたアメリカの爆撃機の記念碑を見て再び森に入っていく。このあたりから、養魚池の脇を過ぎることが多くなる。道は池の堰堤だったりする。その一つで食事をとった。道端の草刈り作業員を乗せたトレーラーを追い越す。果てしない仕事だ。

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撃墜されたB24の乗員の記念碑。

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平らな道になってくる。

Malý Ratmírovの村を過ぎると、ここから何回も踏切を渡る。森の奥から汽笛が聞こえた。一時停止標識だけで警報機も遮断機もない踏切で待つと機関車に引かれた列車が走ってきた。観光用っぽいトロッコ列車であった。お客に手を振る。列車は踏切の先の駅に止まった。何もないところに駅があるなあ。

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トロッコ列車がやってきて、乗客に手を振った。街から離れたところの駅に停車。踏切は警報機も遮断機もなし。

坂を下り、久しぶりに郊外の住宅地っぽい景色の中に入っていった。自転車通行可の歩道を走って街の中を走る。突き当たりで大きな交差点。この旅で始めて信号機に出会った。細い坂を登ると旧市街広場。インジフーフ・フラデツは思ったより大きな町で、ウィーンを出て以来初めて都会に来た感じ。街の広場も車の出入りが多くてちょっと落ち着かない。カフェが並んでのんびりお茶できる雰囲気だったスラヴォニツェやテルチとは大分雰囲気が違う。自転車を止めるところないし。

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これまでで一番大きな街だったインジフーフ・フラデツに到着!まだ観光の時間あり。

まずは広場の隅の宿で自転車を止めて、城を見学に行った。見学コースはいくつかあって、一つはガイドツアーのルネサンスコースだが、ガイドはチェコ語。もう一つは自分で見て回るゴシックツアーで、どうせなら古い方がよいからこちらに参加。城の中を見学して、食事も城の近くの歴史的な建物でとりました。

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インジフーフ・フラデツのお城。

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井戸を塞ぐ柵なのかな?
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街の夕景です。

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食事をしたレストランBílá paníの日没前と後。Bílá paníはWhite lady...この城に住む幽霊の呼び名。


モラヴィアからボヘミアへ、ドナウ流域からエルベ流域への50km弱。全体的には下り基調のルート。
(2018/08/28)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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