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Czech greenway ウィーン〜プラハ(4):ヴラノフ・ナド・ディイェ(Vranov nad Dyjí)〜スラヴォニツェ(Slavonice)

Czech greenway ウィーン〜プラハ
(1):ヴァルティツェ(Valtice)周辺散策
(2):ヴァルティツェ(Valtice)〜レドニツェ(Lednice)〜ミクロフ (Mikulov)
(3):ズノイモ(Znojmo)〜ヴラノフ・ナド・ディイェ(Vranov nad Dyjí)
(4):ヴラノフ・ナド・ディイェ(Vranov nad Dyjí)〜スラヴォニツェ(Slavonice)
(5):テルチ(テルチ(Telč))〜インジフーフ・フラデツ(Jindřichův Hradec)
(6):インジフーフ・フラデツ(Jindřichův Hradec)〜トシェボニ(Třeboň)
(7):インジフーフ・フラデツ(Jindřichův Hradec)〜ターボル(Tábor)
(8):ターボル(Tábor)〜ブラニーク山(Blaník)〜ブラソフ(Brasov)


第4日:ヴラノフ・ナド・ディイェ(Vranov nad Dyjí)〜スラヴォニツェ(Slavonice)

今日を乗り切れば半分来たことになる。そして、今日はディイェ川を遡る最終日。目的地は世界遺産のテルチ(Telč)だが、その南のスラヴォニツェ(Slanonice)からは鉄道で移動する。相変わらず登ったり下ったりの50km弱。

昨夜は寒かった。食事に出たら、レストランは概ね閉まっていて、一軒空いていたCountory Saloonという宿のホテルで食べたのだが、半分外でひどく寒かった。スープ飲んで温まった。それで、今朝は少し暖か目の服装でスタートした。スタートはいつも通り午前9時。

まずは城に向かって登っていく。朝からいきなり急坂。ようやく登り切ったら、お城は閉まっていた!城門から入れない。今日は木曜だからツアーとかがないのはわかっていたが、全く立ち入れなかった。どうも今年はお城に縁がない。

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昨日と同じお城も太陽の当たる向きが違うと違って見える。

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今朝はよく晴れた。天候はだんだん良くなってくるが、今朝は寒い。数日で季節が変わった感じ。

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残念ながらお城は月曜日で休み。門から入れず隙間から写真を撮った。

気を取り直してスタート。しばらく高原風の景色を走る。池のほとりのŠafovの町に入り、池で白鳥を眺めた後、北に進路をかえる。ここで、相方のチェーンがチェーンリンクから内側に落ちてちょっと手こずった。町を出るところにユダヤ人墓地がある。今は訪れるひともいないだろう墓地を眺めて一休みして、のどかな道を北上。

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またリンゴの街路樹。たくさんリンゴが落ちている木もあった。あまり鳥とかに食べられていないのは美味しくないのか。

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Šafovの街の白鳥池。この後チェーンが外れて手こずる。

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街を出るところにあるユダヤ人墓地と、チェコの道祖神のイエス様。

Starý Petřínの街で左折して今度は西に向かう。しばらく行くと森に入って坂を下り始める。下り切ると、Podhradí nad Dyjíというディエ川の川沿いの町。川を渡ると崖の上に廃墟になった13世紀の古城Frejštejn城がある。ここは見上げるだけ。しかし、下の道沿いに不思議にアーティスティックな家があった。

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Podhradí nad Dyjíの街を見下ろす13世紀の古城Frejštejn

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崖下にはいろんなオブジェがついている家があった。

ここからしばらくディイェ川沿いに走る。子どもたちの団体サイクリングと出くわす。今日もルートは丘越えなので、平坦が続くと嬉しい。しばらく走って再び森の中の坂を登り始める。

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子どもたちの集団サイクリングとすれ違った。

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ディイェ川とも今日でお別れ。少し名残惜しい。

Uherčiceの町に入る。ここにも回廊を巡らしたルネサンス様式のお城があるが、今日は月曜日で入れない。お城の前のベンチで補給食を頬張った。

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Uherčiceの町で藁の山を積んだ巨大なトレーラー2台に抜かされた。ドライバーはお城の脇のレストランで食事のようだった。これも秋の景色か。

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Uherčice城も月曜日で休み。城門の外から中の様子を想像するだけ。

さらに西に向かう。ここからしばらく、道の両側のちょっと高くなかったようなところには1938年に建設されたブンカー(掩蔽壕)が頻繁に現れる。ナチスドイツ(に併合されていたオーストリア)からの侵略を恐れて当時のチェコスロヴァキア政府が国境線に沿って作った多数のブンカー。一度も使われることはなかったが、使われなかったのは平和だったからではなくて、当時の「国際社会」がミュンヘン会議でチェコスロヴァキアが自衛することを禁止してしまったからだった。ナチスはドイツ系住民の多いズデーデン地方を併合し、さらにチェコスロヴァキア全体を併合してしまった。

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道端に一定間隔でブンカーが現れるようになる。

その一つに寄ってみる。中は思ったより広いが複雑な構造をしていた。銃眼が左右にあるが、正面は向いていない。正面から敵が来たらどうするんだろう。大砲が設置できるようなスペースはなさそうだし。冷戦時代には、鉄のカーテンの防衛にも使われたいた。十字架が見下ろしてた。

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ブンカーに入ってみる。中は狭くて、複雑な構造をしている。どのように使われたのかわからないが、銃眼は両脇を狙うように着いている。正面は厚いコンクリートのようだ。

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現在の景色はひたすらのどか。

さらに進んで、行政区域上はもラビアを出て南ボヘミア州に入る。しかし、景色に変化はなくて、境界は気づかず通り過ぎた。さらに進んでPísečnéの街へ。ここで、ディエ川支流のモラヴァ・ディエ川を渡る。左手に綺麗なお城が立っている。16世紀のルネサンス様式の城だが、レストアされて綺麗になっているのと、周りに工場の煙突があったりして、古いものにはあまり見えなかった。

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一旦南ボヘミア州に入るが景色は変わらない。

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モラヴァ・ディイェ河畔のPísečné城。レストアされて綺麗。

道はさらに北西に伸びる。高台の静かな道を走り続ける。上りと下りを繰り返し、最後の登りを登り切ったら、前方に視界が広がる。Slavoniceの町を見下ろす高台の上にたどり着いていた。こ子は本日の最高地点(標高560m)でもある。坂を下るとSlavoniceの町に到着。我々は町の北側に回ってから広場に入った。

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最後の坂を登りきったら、Slavoniceの町が見えた。

時間は3時過ぎで、乗るはずの5時の電車にはまだ時間があった。この町はスグラヴィータ(スグラフィート)の壁装飾の建物が立ち並ぶルネサンスの街並み。30年戦争やペストや大火で街が放棄され、さらに大戦後のドイツ人の追放や冷戦時代の封鎖でずっと手がつけられていなかったことで、逆に街並みが残されたという町。広場はサイクリストでいっぱい。我々は、ゆっくりコーヒーとジュースを飲んで、町を散策して、塔にも登った。

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Slavoniceに到着!

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街はスグラフィート装飾の博物館。これだけ昔の街並みが残されたのは街の不幸な歴史のおかげでもあるが。

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塔に登った。

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塔からの景色。

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さっき走って下ってきた丘が見えている。

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鐘のメカニズムが見えた。塔の上は売店。店員さんに毎日ここまで通勤大変ですねと声をかけた。

さて、今日のゴールはここではなくて、世界遺産のテルチ(Telč)で、そこまでは電車で行くことになっている。出発20分前に駅へ。止まっていたのは、世田谷線みたいな二両編成の可愛い電車だった。ちゃんとバイクスペースあり。しかし、乗って待っていると、次々とサイクリストがやってくる。自転車置き場はすぐにいっぱいになり、4台くら重ねて停めないとになった。結局、Slavonice出発時点のお客は全員サイクリスト!

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小さな電車でテルチへ向かう。出発時点でお客は全員サイクリストだった。

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チケットは乗車券と自転車を載せる券。

電車は出発。町の西側を大回りして、町の塔を見ながら走って行く。新京成並みのジグザクコースでゆっくり北上。しかし、この電車、途中の駅は降りるお客がいるか、駅に人がいない限り通過していた。まるでバス見たい。途中のDačiceからは通学や買い物っぽいお客も増える。1時間ほどで終点のテルチに到着。

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バスのような電車は小一時間でテルチに到着。

自転車を下ろして、ちょっと離れた旧市街に走った。まだ日が高い。ルネサンス様式の家が並ぶ広場と城を回って今日は終わり。ゆっくり街を散策してからシャワーを浴びて洗濯をして9時に食事に出てら、レストランは皆オーダーストップで、夜はピザになった。

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世界遺産の街へ。スグラフィートの家が並ぶ。広い広場は閲兵式用だったらしい。

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宿の窓から暮れなずむテルチが見えた。


旅の半分を無事に終えた。また、モラヴィア地方も今日で終わり。相変わらずアップダウンが多い50km強で、獲得標高は700m強。
(2018/08/27)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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