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紅葉の真鶴半島、湯河原、大観山の途中まで

この秋はなかなか山ごと燃えるような紅葉にお目にかかっていない。北関東遠征を続けているうちに、紅葉の盛りはもう都心近くまで来てしまっている。ネットでの見頃情報はちょっとタイムラグがありそう。ツイッターの投稿だと比較的にリアルタイムの情報がとれるが、まとまった情報にならない。もう紅葉を観れるのも1−2週間だろうから、先手を打ってうんと南に行く事にした。

例年は房総方面が多いけれど、今日は神奈川県、それもほぼ伊豆の真鶴・湯河原へ。あまり高いところまで行ってももう落葉だろうから、平地に近いところできれいそうなところを探しに来た。箱根まではなんども来ているが、伊豆に近い方は車が多いと敬遠してあまり来ていない。横浜に住んでいた頃はバイクや車ではたまに来たけれど、有料道路ばっかりだよね。

というわけで、スタート地点は真鶴駅にした。一応、大観山を登って、箱根の旧東海道を小田原に降りるか、十国峠から熱海に降りるかしてもいいように考えたが、ちょっと風邪気味だったりしたのであまり無理はしない方針で、9時半頃にスタート。今日はあくまでも紅葉見のポタリングということで。

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真鶴駅からスタート。

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駐車場にいた鳥です。

はじめは真鶴半島を一周した。小さな半島で、夏はシュノーケリングとかで賑わうけれど、この季節はひっそりしている。駅の脇の駐輪場の中に観光案内所があったので、地図をもらって出発した。真鶴の地名は形が鶴に似ているからだそうで、半島は首から先になる。半島を周回する県道739を時計回りに一周すると、先に走る北側はまず駅から商店街の中を標高を下げていって、漁港とマリーナのある真鶴港につく。

秋の光の中で漁網の修理をしている。静かな港で周囲の山の紅葉も眩しい。そして美味しそうな店がたくさんある。貴船神社と琴ヶ浜の海水浴場を見送って海沿いにしばらく走ると、道は海から離れて標高を上げ始める。真鶴町のコミュニティーバスとすれ違う。「岬、巡りの、バスは走る〜♪」

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穏やかな秋の真鶴港へ。

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琴ヶ浜から海と向こうの小田原側の景色。

そこそこの急坂を登ると、県道から離れて左折して三ツ石方面に向かう。こちらが岬の突端で、貝類博物館もある。三ツ石は岬の先からとびだした岩の連なりで、引き潮のせいか歩いて先まで行けそうだった。海岸まで下ると登ってくるのが大変そうなので、あたりを散歩して写真を撮って引き返した。湘南海岸から三浦半島、房総半島、大島までよく見える。近くには「椿のトンネル」もあったが、椿はまだちらほらで、トンネルの中はまだ咲いていなかった。

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三ツ石の景色。

道を南下して次に「お林展望広場」へ。大きなパターゴルフ場を突っ切ると眺望が開ける。こちらは南側の伊豆半島、正面に初島が見えている。秋の山の景色で、なかなか期待できそう。

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初島が見える。

軽く補給食を食べて出発。県道に戻り、今度は半島の中央の稜線を走る。来る道はのどかな漁村な感じだったが、こちらは住宅地と同時に別荘地やリゾートの感じが強い。両側に海が見える。さっき走った漁港がよく見える。南を見ると湯河原、そして先の熱海の、ホテルやリゾートマンションの並ぶ町並みがちょっと自然から浮き上がった感じでよく見える。

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今度は伊豆半島。熱海と湯河原が自然から浮いている。

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花の向こうに、さっき走っていた真鶴港が見える。

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幕山と奥の箱根方面が真っ赤になっている。

一周して駅前に引き返した。あまり体調よくなければここまででよいと思った(なんか、十分坂を登った気がするし)が、身体が温まって元気になったので、湯河原方面に向かう。なるべく混んだ国道135を通らなくてよいように、線路の向こうに行ってみたが、結局国道に戻った。国道から陸側はすぐに山で、このあたりでは裏道を探すのが大変そう。渋滞の脇を抜けて湯河原の海岸に下る。

湯河原に入ってしばらくして右折して、一旦幕山方面に向かってみたが、目的地から遠くなるので駅の方に戻り、駅前から県道75へ。奥湯河原の温泉街まで進んで、湯河原パークウェイではなくて椿ラインという道を登ってみることにしていた。こちらはあまり坂がきつくない、交通量の少ない道らしい。

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湯河原の駅から。

新幹線の線路をくぐった五所神社前の交差点に、右手から箱根に行けるという表示が出ていた。オレンジラインというルート名も。事前に調べた中にその道はなかったのでスルーして県道を直進したが、右手の山の上にガードレールが見えて、あちらの道の方が紅葉の中を走れるだろうと右折してみた。道の先は階段!自転車を抱えて階段を登った。たしかにそこには走りやすそうな道があったが、どうやら奥湯河原に行く道はもっと上らしい。ともかくもこの道を上ってみる。

行ってみたのは初めは森の中、やがて住宅街、というかお屋敷街を登る急坂。上の方には確かにガードレールが見えるがまだ先。10%強、ところにより15%強の激坂を登る。ふぉっ!!!ここで結構脚を使ってしまった。そのうち、そろそろもう引き返そうと思う頃、上の道をくぐって、その先で左折してオレンジラインに合流した。合流した先は快適なまっすぐの道。坂はまあまあ。同じ高さまで登るんだからトータルの大変さは一緒のはずだが、我々はかなり急坂を登らされた感じがする。

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ミカンがたくさんなっている。オレンジラインはこの上。

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温泉街も紅葉の中。

マンションやお屋敷の間のまっすぐな道からは湯河原温泉核心部の温泉場エリアを見下ろしている。トンネルをくぐると、その先は本格的な紅葉の山の中になっていて、少し下って県道75に合流。県道を少し登ると奥湯河原。世に知られた高級温泉街。左手の千歳川沿いが素敵な紅葉だがちょっと日陰で残念。

奥の茶室まで紅葉祭りをやっていて、ちょっと登ってみた。奥まで40分かかると言われたし、行ってみても杉林の中で、なかなか紅葉が見れなかったが、ようやく陽の当たるところまで来て景色を眺めた。さっき走っていたオレンジライン側はなかなかの紅葉。

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奥湯河原は赤く染まっている。千歳川は奥入瀬渓流みたい。

大観山(天昭山まで)(標高740mくらいまで)
激坂度 ★★★☆
山奥度 ★★★☆


もう1時過ぎている。ちょっとのんびりしてしまった。県道に戻って補給食を追加してまた登る。温泉街に入って、直進は湯河原パークウェイで箱根峠、我々は右折して椿ラインを大観山方面へ。10%以下のまあまあな坂道、二車線ある立派な観光道路だが、交通量はそれほど多くない。しかし、ときどき走り屋っぽい四輪がうるさい。バイクも多いが道幅が広いのであまり気にならなかった。そして、ローディーは多い。山の上の方、もう紅葉が終わっていそうなエリアにもガードレールが見える。あそこまで登るのか。

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紅葉の中を登っていく。

椿ラインという名の通り、緑の葉の椿は多いが、花はまだだった。稀に赤い花が見える。まだ紅葉の季節だ。木々の間から海が見えないかと思ったが、しばらくは谷しか見えない。大きなヘアピンカーブを左に曲がって、さっき走った道の上に上がる。先は右曲がりのヘアピン。徐々に周りの木々の葉が落ちていく。そんなのを繰り返しているうちに、椿台の展望台に着いた!

ようやく海が見えた。正面に初島が見えている。いつのまにかずいぶん登った。自転車、バイク、車と、皆自分の愛車を撮影していた。インスタエリア。

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椿台に到着。二輪、四輪が皆愛車の写真を撮っていた。

さてどうしましょう。午後2時。2時に大観山だったら箱根に下って熱海か小田原かに行こうと思っていたが、ここからひと登りした上、登り返しもあるルートは危険だからこの時点で断念。湯河原に戻るなら下るだけだからもう少し行ってもいいが、3時には絶対に降り始めていることにする。

ここからは稜線の道だった。傾斜はきつくないが長い。最後に再びつづら折れになって大観山まで登りきって箱根ターンパイクに合流するのがこの道だが、ターンパイクは自転車では下れない。そのつづら折りにとりつくところまで来た。天昭山というバス停があって鳥居が立っている。ここで2時半。ちょうど区切りがよいので引き返すことにした。ちょっと登り始めが遅すぎた。下りも寒くてあまり飛ばせないからな。

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天昭山のバス停。今日はここがゴールになりました。

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大観山の展望台の方まで道が続いている。登るのは次回。

椿台までもどる。この向こうに「しとどの窟」というものがあった。なんでも石橋山の合戦で敗れた頼朝が隠れた岩窟があるらしい。思ったより早く降りれそうだったので、ちょっと行ってみた。トンネルをくぐると林道入り口が閉鎖になっているが、遊歩道で歩いていける。450m、舗装され、お地蔵さんと石灯籠の並ぶ立派な遊歩道だからすぐ行けると思って行ってみた。

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トンネルを越えてしとどの窟の入り口へ。

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クリスマスツリーがあった!

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しとどの窟へ。

考えが甘かった、道は良いのだが、坂がきつい。SPDシューズではクリートで滑ってかなり怖い。杉の落ち葉が溜まっているところをちょびちょび歩いた。あと250m、80m、しかし、絶対に80m以上歩いて、最後は石段を登ってようやく到着!

石窟の上から水が滴り落ち続けていて、確かに隠れ家っぽい。しかし、暗くて寒い。石橋山の戦いは8月だからこんなに寒くはなかったろうが。帰り道の登りの方が楽だった。椿台に戻るとすっかり夕日になっていて、山が赤く染まっている。いやはや、今年一番というか、唯一の燃えるような紅葉だった。

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再び椿台、初島が見える。

あとはひたすら下る。真っ赤な中を降りていくが、太陽も一緒に沈んでいく。奥湯河原はすっかり日陰になっていた。そこからは湯河原駅までオレンジラインを下る。駅から今度はまっすぐ県道を海まで走り、日没に追われるように国道135を走って真鶴駅に戻ってきた。今日はたっぷり紅葉でした。

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夕日に照らされた赤の中を下る。

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椿も咲いていた!

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温泉街とオレンジ。

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真鶴半島に月が登る。


今年の紅葉のクライマックスは湯河原でした。真鶴半島だけで結構走った気がしたが、時間切れで大観山は上まで登れなかった。椿ラインはまあまあの急坂。次は上までちゃんと行こう。
(2017/12/02)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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