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塩山から大菩薩嶺、上日川峠

2週続いて雨の週末。そして今週末はまた台風が来る。なので久しぶりに平日一人で出かけることにした。朝のニュースで富士山が東京から見えた話をやっていたので、富士山が見える方に行ってみることにした。

準備に手間取って少し出遅れてしまった。本当は8時45分三鷹発の特急かいじに乗るつもりが1時間遅れになって、塩山駅に着いたのは11時ちょうど。ちょっと遠乗りには遅い。本当は柳沢峠を越えて奥多摩・青梅に抜けて、その途中で富士山観望と思ったが、もう少しショートなコースで、大菩薩嶺も候補にした。

塩山の駅からは富士山の頭と南アルプスが見えて、どちらも雪をかぶっている。まずはともかく、青梅街道方面に。国道411は避けて、一本西の県道201を登る。ここは、慈雲寺まで登るために、桜や桃の時期によく来るルートだが、結構な上り坂。すぐにフロントアウターで登れなくなった。

ほぼ国道411と並行なんだが、国道は曲がっているのにこの道はまっすぐだ。つまり、国道よりもこちらの方が急。慈雲寺を過ぎても10%級のまっすぐな坂が続く。時間がおしいのでほぼ足をつかずにひたすら登って行ったが、国道と交わる直前の最後の急坂でとうとう力尽きて足ついた。ふぅ。

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畜霊碑。。。にゃんこも畜のひとつか。

最後にちょっと坂を下って裂石温泉手前で国道411と合流するのだが、もう12時半で、このままいくと青梅にはだいぶ遅くなりそうだがから、今日は右手の大菩薩嶺の方に向かうことにする。コースは短くなるが、たぶんこちらの方が柳沢峠おりも標高は高い。ふた休みくらいしてから登りだした。曲がってすぐに急坂。

上日川峠(標高1590mくらい)
激坂度 ★★★★
山奥度 ★★★★


実際のところ、ここまでで標高(約900m)でも距離でも半分弱来ているが、一度休んだせいかペースが落ちた。道の脇には上日川峠まで7.2kmという表示があった。このあと、この表示は200mおきに出てきた。頻繁すぎるとちょっとうるさい。かえってめげたりする。

下界はまだ緑だったが、標高1000m越えて紅葉がどんどん綺麗になってくる。しかし、道はきつい。このルートは国道から離れてからの数キロが一番きつかった。平均斜度10%越えの九十九折が2-3km続く。道幅は狭いが車はほとんど来ない。自転車も皆無だった。しかしこれでも県道。

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雲峰寺を通過。階段登る元気なし。

傾斜はゆるくなってきて、眺望も開けてくる。それでも止まる頻度が高くなる。振り返ると青梅街道の橋や登ってきた道が見えている。ずいぶん高くまできたな。

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登ってきた道と青梅街道の曲がった橋を見下ろす。

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標高を上げると紅葉がどんどんきれいになってくる。

後半戦はちょっと坂がゆるくなる。快調に登れるのだが、脚を使ってしまった感もある。それでも残りの距離は短くなっていって、ついに上日川峠のロッジ長五郎前に到着!一般車が登れる一番上。大菩薩嶺を登ってきた登山者がつぎつぎ降ってくる。大菩薩峠もこの先。明治になって柳沢峠に移るまで、青梅街道はこちらを通っていたはずだ。「大菩薩峠」という小説もあるが、これと「われた時を求めて」はたぶん一生読まないだろうなという小説の一つ。

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あと200m!

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上日川峠に到着!

一休みしてから走り出したが、実はまだ少し登った。しかし、まあほぼ平坦路。ようやく下り始めたら、右手に杉木立が切れているところがあり、そこから富士山が見えている!!ちょうど杉が伐採されたところで、新しい苗が植えてある。これが育ったら見えなくなる景色だ。手前の山の下に湖水が見えている。こんなところに湖があるとは知らなかった。杉林で紅葉でないのが残念だが、富士山を見るという今日の目的は果たせた。

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富士山出現!この道からは見えないのかと思っていた。手前の苗木が育ったら見えなくなるな。

ここでゆっくりご飯を食べて下り始める。しばらく下ると右に分かれる林道があって、そちらは湖水に降るらしい。まだ時間に余裕があるので、登らないといけないが降ってみた。下りきったところから、湖水の向こうに富士山が見えてきた。ここは、上日川ダムの人造湖、大菩薩湖であることがわかった。今は通れなくなった松姫峠の下の松姫ダムが下池の揚水発電所の上池であることがわかった。

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大菩薩湖の向こうに富士を仰ぐ。

林道は続いている。急坂を登っていく。あとでわかったが、このまま登ると日川峠に戻るようだった。寒くなってくるので今日は普通に県道を降りることにして、もとの三叉路に引き返す。この先、ダムがあるあたりまでは登り返しがあって一度下り始めた脚にはつらい。

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上日川ダムを横に見る。この辺からひたすら下り。

あとはひたすら下る。寒いが耐えられないほどではない。落ち葉もそんなになくて、道も塩山側よりもきれいだ。途中から日川沿いで、沢や砂防ダムの水の景色がきれい。標高1000mくらいまで紅葉が続く。

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砂防ダムに溜まった水に山と紅葉が映ってきれいだった。

下っていった側は、武田家終焉の地である天目山。甲斐大和駅まで下る。竜門峡という渓谷(県道からは日陰になってよく見えなかった)、木賊、田野の集落を下っていく。道は良い。富士山が徐々に山の中に沈んでいく。

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下っていくと富士山が山の間に徐々に沈んでいく。

こちらのルートは途中に温泉施設が多いが、ここ入ったらこの先が寒くて耐えられないな。3時過ぎて日がだいぶ傾いた。

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紅葉の渓谷を下っていく。甲斐大和側には温泉施設が多い。

まだまだ下ると思っていたら、案外あっけなく国道20号に合流してしまった。もっと遅くなったら甲斐大和駅から電車で帰ることも考えていたが、特急がくるまで時間もあるしまだ走りたいない気がしたので勝沼ぶどう郷駅まで走っていくことにする。

国道20は車が多いしまだ急坂の下りが続く。新撰組の近藤勇が官軍の板垣退助を迎え撃った(さんざんにやられた)柏尾の三叉路で塩山方向に折れて最後に勝沼ぶどう郷駅までひと登りしてゴール!

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勝沼ぶどう郷駅にゴール!


久しぶりにがっつり登った上日川峠。17kmで1200mくらい登る。15%以上の激坂はないが、10%以上が続く結構なハードコース。短いルートだが、秋の日の短い時期にすぱっと登るには十分だし、思いがけず、雪の被った富士山も見えた。紅葉は標高1000mくらいまで下ってきたな。
(2017/10/26)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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