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大田原から雲巌寺、御亭山へ

イタリアから戻ってきて最初の週末は3連休だった。初日は雨でおとなしくしていたが、あとの二日はでかけることにする。せっかくだからちょっと遠出しようと、久しぶりの栃木県。今年は初めてか。日光、那須の山に登るのも考えたが、ちょっと疲れているし、相方の足の調子もあるので、今日のところはあまり山坂でない短いコースを選んだ。八溝山地側、大田原市の丘陵地帯を走ることにする。参考にしたのは、山と渓谷社の「北関東自転車散歩」に紹介されていたコース。

出発地点は大田原のゆけむりふれあいの丘からスタート。キャンプをしている人たちがたくさんいて、このへんの人は週末は公園でキャンプして過ごすのか。高台にある公園からまず那珂川に向かって下る。国道294を南下して最初の目的地、法輪寺へ。その前に、大田原市の歴史民俗資料館に寄った。中を見るか議論していたら、でてきたおじさんが相方に4つばのクローバーの押し花の色紙をくれた。「四つ葉のクローバーが幸せにしてくれるんじゃなくて、クローバーを見たとき四つ葉を探そうという心の余裕が幸せにしてくれるんですよ」そのとおりだ。ゆっくり走ろう。

法輪寺に到着。西行が来て一首詠んだ桜の古木(二代目、西行の時代のは枯れているがその枝から伸びた木らしい)がある。ゆっくり見て回って再スタート。那珂川を渡る。那珂川は、常陸那珂・大洗の河口も行ったし、これまでなんども渡った。一度河口からこのへんまで走ってみたい。

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コキアのきれいな法輪寺。

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西行が来て歌を詠んでいる。「盛りには などか若葉は 今とても 心ひかるる糸桜かな」

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小川をまたぐ鳥居があった。鳥居はくぐるもの。小舟でくぐるのかな。

その先から少し坂道。上ると川岸の街を見下ろせる。日本の景色もいいなあと思う。那珂川に注ぐ小川沿いの県道224に回り込んでその上流に向かっていく。道路は少し高台を走っていて、景色が見下ろせてよかった。このあたりは美術館が多い。廃校が美術館になっていたりする。

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那珂川と那須の山並み。日本の秋もよい。

鶴居峠(標高319m)
激坂度 ★☆☆☆
山奥度 ★★★☆


県道27に合流して徐々に山中の景色になる。公民館を目印に右折して完全に山道になった。この先が鶴居峠。あまり鶴がいそうではない。峠を下り再び集落へ。国道461に合流するが、すぐ先、立派な屋敷を目印に右折して、雲巌寺を目指して登り始める。

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茶色くなったカマキリが道の真ん中でがんばっていた。

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鶴居峠を通過。

山の中の雲巌寺についた。山門には「昧不光神」と書いてある。神の光は不味い?なんか去年も同じことを言った気がするな。山門をくぐって境内に入ると芭蕉の句碑があった。「木啄も庵はやぶらず夏木立」ようやく思い出した。この寺は去年、那須ロングライドの「芭蕉苦行コース」をなぞって走ったときに、コースの最南端として来た事があったのだった。今日のコースだと最北端になる。気付かず来てしまった。たしかに見覚えあります。一年ぶりです。ご無沙汰しました。そう考えると、途中の橋の欄干の金色の飾りとか見覚えありました。

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お地蔵さんに挨拶。

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忘れていたが1年ぶりに雲巌寺に到着。「木啄も庵はやぶらず夏木立」神光不昧は、神の光は不味い、ではなくて、心の光をくらまさない、ということだそうです。

唐松峠〜御亭山(標高513m)
激坂度 ★★☆☆
山奥度 ★★★☆


途中のベンチでと給食を食べて再始動。坂を下りきって国道に戻りしばらく西に走る。また少し登って唐松峠、峠を越えた先で今日一番の登りに向かう。最後の目的地の御亭山に向かって登る。距離はそれほどでもないが、10%超えの急坂が2kmほど続く。途中から広い道に合流してすぐにアンテナのある山頂についた。脇道を上るとキャンプ場、そして展望台についた。

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関東平野を一望できる御亭山。このあたりのローディーのトレーニングコースみたい。

ここの展望台は関東平野一望という感じ。それに地元のヒルクライム練習コースらしく、ローディーがタイムを計りながら登ってくる。オートバイも多い。見ていると、にゃんこがリースで繋がれてこちらを見ている。エンジンの音や自転車の音が気になるみたいだ。飼い主さんに聞いたらめずらしい三毛のオス猫、小太郎君とのこと。山の上で良いものを観れた。

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超レアにゃんこに遭遇。オスの三毛さんだそうです。ポーズも決まっている。

ここからはひたすら那珂川まで下る。下りきったらちょっと北上して橋をわたり、国道294の手前で、きれいな借り入れ前の田んぼの間の農道を南下して、今朝通り過ぎた民俗資料館に行った。その手前に古墳があった。今朝は何気に通り過ぎたが、今日は寄ってみた。侍塚古墳群。一番大きい下侍塚古墳は前方後方墳だった。前方後円墳はよく見るが。民俗資料館には古墳の資料はなかったが、昔のくらしの史料がいろいろあった。面白かったのは、人面獣心のお触れ書き、新生児の間引きを禁止するためのものらしい。

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そば畑と花。

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前方後方墳の下侍塚古墳。水戸光圀が遺跡保護のために松を植えたらしい。

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いい感じの水田。もうすぐ稲刈り。

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歴史民俗資料館の人面獣心の壁書。嬰児の間引きを諌める内容らしい。

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那須国造の碑です。

湯けむりふれあいの丘公園に引き返す。放牧場の牛がまだ草を食んでいる。もう帰る時間じゃないか。これで50km弱のショートなライド終わり。日本の秋も素敵です。

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夕暮れの空だが牛がまだ草を食んでいる。もう帰れよ。


ショートだけれどやはりここは那須でアップダウンが多かった50km。西行の法輪寺、芭蕉の雲巌寺、オスの三毛ネコの御亭山に古墳群と賑やかでした。
(2017/10/08)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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