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プーリアの世界遺産:第6日 マテラ(Matera)からアルベロベッロ(Alberobello)へ

プーリアの世界遺産:第1日 バーリ(Bari)からトラーニ(Trani)
プーリアの世界遺産:第2日 トラーニ(Trani)からカステル・デル・モンテ(Castel del Monte)へ
プーリアの世界遺産:第3日 カステル・デル・モンテ(Castel del Monte)からグラヴィーナ(Gravina in Puglia)へ
プーリアの世界遺産:第4日 グラヴィーナ(Gravina in Puglia)からマテラ(Matera)へ
プーリアの世界遺産:第5日 マテラ周辺観光
プーリアの世界遺産:第6日 マテラ(Matera)からアルベロベッロ(Alberobello)へ
プーリアの世界遺産:第7日 アルベロベッロ周辺周遊(ロコロトンド、チステルニーノ、マルティナ・フランカ)
プーリアの世界遺産:第8日 アルベロベッロ(Alberobello)からポリニャーノ・ア・マーレ(Polignano a Mare)へ

今日は二つの世界遺産をつなぐルートだが、コース上最も走行距離が長い日になるはず。しかし、アップダウンはそれほどない。最初の街ジョイア・デル・コッレ(Gioia del Colle)に着くまで40km走らないといけない。その間は街も村もないということで、補給食の準備が必要だった。あと、今日は一昨日と同じくらい天気予報が悪い。しかし、朝の空は晴れ間も見えている。

なるべく早めと思ったが9時過ぎて出発。まず補給食と思って昨日のホッカチア屋に行った。前日開店時間を確かめていて、行ったらたしかに開店はしているが、商品は何もなし。昨日おいしそうなホッカチアに目星をつけていたのに。しかしとなりのパニーニ屋が開いていて、そこで野菜のペーストの挟まったパニーニを買ってスタートした。

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SMARTのパトカー。日本だと特殊なおしゃれクルマのイメージだが、イタリアでは普通に走っている。

最初は昨日の教会に行った時と一緒の道。しかし、教会の入り口で右折せずに左折してSPから離れる。しばらく農地の間のダートを走る。一昨日の雨のせいか、水たまりが多い。道端で、地面を掘り返しているわんこ二頭を発見。写真を撮っていたら農家に人に不審に思われてしまった。

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昨日に引き続き掘るわんこ。写真を撮っていたら農家の人に不審尋問された。

あとはほぼ平地をひたすら走る。途中で舗装道路に戻るが交通量は少ない。空には、青空と黒雲が半々。あの下は雨か。だんだん黒雲が近づいてきて、しばらく細かい雨粒が風に吹かれて飛んできていたが、結局本降りにはならなかった。いつのまにか黒雲は背後に回っていた。

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初日、二日目はほとんど家畜をみなかったので、お肉やミルクはどこから来るのかと思ったが、この辺は動物が多い。

いつくかの農家と教会のある小さな集落のある5差路に到着。そこで、向こうからわんこが駆けてくる。吠えかけられるのかと思ったらじゃれついてきた。お前、番犬としては能力ゼロだな。イタリアのわんこは、1)塀の中から吠えてくる、2)塀の外に出てきて吠えてくる、3)こちらを無視する、4)寄ってきてじゃれてくる、の4つのパターンに分類されて、圧倒的に1)が多いが、放し飼い同然なので2)もたまにいる。こいつはめずらしい4)だった。

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かけてきたわんこ。このあとじゃれついてきた。番犬にはなれない。

さらに走り続ける。道は一旦丘を上るがまた下る。木の少ない広々した眺めが続く。ゴミも少ない。空を気にしながら走るが、暑くもなく寒くもなく、ちょうどよい気候だった。塀に囲われた農家がならぶ一角に左折してまた農道のような道に戻る。先が下り坂で、その下はオリーブの木々と農園が続くエリアになり、少し景色が変わった。本道に戻り、また農道に入ると、今度は林の中の道路。道端に花が咲いている。

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丘を登ってきた方を見返した。バジリカータ州から離れてプーリア州へ。

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道端のお堂。マリア様見ている。

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また牛。ジョイア・デル・コッレはモツァレラの故郷だそうです。

徐々に家が増えてくる。そして、トゥルッリ?が現れた。いや、今度はほぼトゥルッリだな。農家の納屋のように使われて
いる。しばらくぶりでアウトストラーダに出くわす。その手前は犬のブリーダーのようで、何十頭もいっせいにこちらを見て吠えていた。そしたら、高速の反対側に一匹だけいるわんこもつられて吠え始めた。橋を渡ってそのわんこの方へ。ずっと遠くから吠えていた。

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トゥルッリ?これはトゥルッリでいいよね!?

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広々した田園の景色のあとは石垣に挟まれた小道へ。

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今度はほんまもんのトゥルッリだな。もう疑いの余地なし。

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ソバの花?たぶん違うがちょっと似た景色。

まもくなくジョイアの街に着く。ここはモツァレラチーズの中心地らしい。高台にあることが多いイタリアの街としてはめずらしく平地にある。一方通行が多い街に入るのにちょっと苦労したが、教会について一休み。昼も過ぎたのでベンチでパニーニを食べた。そのあと、街の名所、再びフェデリコ二世の要塞へ。一回りしてルートに戻る。ちょうど午後1時頃、お昼寝休みに帰る渋滞タイムだった。

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久しぶりの街、ジョイア・デル・コッレへ。ようやくここでお昼ご飯。

ルートに戻って次の街、ノーチ(Noci)に向かう。農道のような道を走ると頻繁にトゥルッリが現れてくる。広い道の側には観光用っぽいトルゥッリも。ノーチの街はイタリアらしい丘の上で、急坂を登って旧市街に入る。お昼寝タイムだから街中は静かだ。大聖堂に近づくと中から音楽が聞こえて、人が出入りしている。楽器を抱えた人たちもいた。お祈りタイムなのか。前で補給食を頬張り、教会脇の道を行こうとしたら、葬列と出くわした。お葬式だった。邪魔してはいけないので、裏道に回って街から出る。このころから雨がぽたぽた落ちてきて、街から出る手前で本降りになった。

風で雲が流されている。たぶん、しばらくしたら止むだろう。木陰で雨宿り。止んできたので、再始動。ノーチとアルベロベッロの間は住宅と畑が連続する。幹線道路をはずしてあちこち折れ曲がりながら走った。いろんなスタイルのトゥルッリが現れる。大きいの、小さいの、壊れているの、作っている途中、壁と一体化したの。自宅の一部をトゥルッリにしていいる人は多い。

もともとトゥルッリは墓の建築スタイルから生まれ、中世にこの時を支配したアクアヴィーヴァ家が農民に漆喰を使うことを禁じてこのスタイルが残ったらしい。漆喰がダメということは、雨漏りやら隙間風やらがひどかったろう。漆喰を使って良くなったのは実に18世紀末、住民代表がナポリ王に直訴してこの地域が国王直轄のコムーネ(自治都市)になってから。圧政の象徴みたいにも思えるが、地元の人たちは気に入っているみたいだ。

二つ並んだ教会の塔が見えてきた。ゴールも近いと思って走っていたら、結構唐突にトルゥッリ地区の中心に飛び出した。今日の宿もトゥルッリホテル。坂を登り、広場の裏手の宿にゴールイン!雨にも当たったが明るいうちにゴールできて観光もできた。

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トゥルッリの街、アルベロベッロへ。市内のトゥルッリはきれいに整備されているが、郊外にはいろいろなトゥルッリがあってよかった。


バジリカータ州からプーリア州へ81km。今回の旅で一番長い区間だったが、あまりアップダウンなくて楽だった。道も田舎道が多い。雨にもちょっとしか会わずにラッキー。
(2017/09/29、81km, 獲得標高688m)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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