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プーリアの世界遺産:第2日 トラーニ(Trani)からカステル・デル・モンテ(Castel del Monte)へ

プーリアの世界遺産:第1日 バーリ(Bari)からトラーニ(Trani)
プーリアの世界遺産:第2日 トラーニ(Trani)からカステル・デル・モンテ(Castel del Monte)へ
プーリアの世界遺産:第3日 カステル・デル・モンテ(Castel del Monte)からグラヴィーナ(Gravina in Puglia)へ
プーリアの世界遺産:第4日 グラヴィーナ(Gravina in Puglia)からマテラ(Matera)へ
プーリアの世界遺産:第5日 マテラ周辺観光
プーリアの世界遺産:第6日 マテラ(Matera)からアルベロベッロ(Alberobello)へ
プーリアの世界遺産:第7日 アルベロベッロ周辺周遊(ロコロトンド、チステルニーノ、マルティナ・フランカ)
プーリアの世界遺産:第8日 アルベロベッロ(Alberobello)からポリニャーノ・ア・マーレ(Polignano a Mare)へ

さて二日目。朝からずっとゴロゴロ雷が鳴っているが、雨は降っていない。今日は走行距離は50kmくらいだが、標高460mくらいのカステル・デル・モンテ(Castel del Monte)まで登る。朝ご飯をたっぷり食べて(昨日のバーリもだが、あまりコンチネンタルブレックファーストではなかった)でかけようとしたが、自転車を止めてある会議室の鍵が見つからないというトラブルがありちょっと出発が遅れた。

まずはトラーニの街中を散策した。ホテルの海側の公園から対岸の旧市街を望む。カテドラルが海からそそり立っているようだ。空は半分黒雲に覆われていて、まだゴロゴロ鳴っている。それから入り江を回って、港を眺め、教会に行く。写真をとっていたらおじさんに話しかけられた。おじさんはイタリア語しかできないが、一生懸命観光案内してくれているようだった。どうにかわかったのは、この先回っていったところにサン・ジャコモ教会(Chiesa San Giacomo)がおすすめ、そこからシナゴーグに行けるということ(トラーニには昔ユダヤ人のコミュニティーがあり、現在でもシナゴーグがある)。我々もイタリア語はわからんが、知っているフランス語やスペイン語との共通語彙や音楽用語を拾ったり、あとは手振り身振りでなんとか言いたいことはわかる。なんだかイタリア人のコミュニケーション能力高すぎ。このあと、同じような経験を何度もした。

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空の半分が黒い!ゴロゴロ鳴っているが、雨はちらっと降っただけだった。

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トラーニの大聖堂。

それでおじさんに言われた通り(?)いってみたら、本当にあった。最初のサン・ジャコモ教会は古い教会で地下にクリプトがあるようだ。そしてそこからシナゴーグに行けた。通りの名前もシナゴーグ通りだった。シナゴーグは残念ながら閉まっていて中は見れなかった。

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わんこがやってくる。

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海にそびえる要塞。

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ガーゴイルがたくさんいるサン・ジャコモ教会。おじさんに教えられて行った。

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シナゴーグ。

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こちらにはにゃんこ。

旧市街を一周して教会に戻り、フェデリコ2世の要塞に行く。要塞見学をするかという話もしたが、いくら走行距離が短くてもちょっと遅くなりそうだからそのまま進むことにした。ゴロゴロもしているので、雨に降られることも予想しておかないといけない。実際、ちょっと降ってきた。

新市街に戻り、駅前まで走り、線路をくぐって(くぐる場所を見逃して行き過ぎた)、街から脱出。そして再びオリーブエリアへ。道端には立派な門のある屋敷があるが、多くは廃屋だった。離農したのか、街に暮らすようになったのか。標高を上げていくと緑の畑。振り返ると海。海さようなら。しばらく内陸を走ることになる。通り道に文化財のマークが出てきて、そこはオリーブオイルの工場だった。新しい工場の横に、たぶん文化財の古い建物が残っている。

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オリーブ林の中を走るが、廃屋になった屋敷が多い。取り壊しているところもある。

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だいぶ海から離れてきた。穏やかな田園地帯を登っていく。ペースが上がらない。

今日のポイントの一つは途中のアンドリア(Andria)の街でフォッカチアを買ってお昼にすることだった。ほんの10kmほどで、昼過ぎには着けると思ったが、登り坂で思ったよりペースが上がらず、おまけに街の入り口で左折ポイントを間違えて数キロ余分に走ってしまった。昼寝タイムになると店が皆閉まるので、旧市街見学は後回しにしてパン屋のならぶ一角まで外周道路を走っていた。

ついたのは1時頃。事前に調べていた店はしまっていたが、向いにもパン屋があってフォッカチアを店の中で食べた。おいしかった。開いていてよかった。そこからアンドレアの旧市街に戻り、カテドラルで一休み。時間が厳しい感じなのですぐにカステル・デル・モンテへ。しかし、パン屋に引き返したところでまた道を間違えた。今度はロスは少なかったが、アウトストラーダ脇のコンスタンティンの地獄の道を走らないといけなかった。

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アンドリアでフォッカチア。開いててよかった!

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街中を農業用の車が走り回っている。リアル・マリオカートという感じ。

あとは農地の中の道をひたすら登る。車は少ないが、まっすぐな登りは結構辛い。傾斜は大したことないが。すすないのでちょっと焦る。世界遺産のカステル・デル・モンテは見逃したくない。7時半まで開いているのは確かめてあるが、その先まだ10km走らないとだ。

交差点にやってきて、曲がるのかどうか考えていた、ゴミだらけの交差点の真ん中に黒い大きな犬がいた。これまでも、国内外で犬に脅かされたことは何度もある。大抵吠えていてうるさいだけだが、時々追いかけてきたりするのもいる。交差点停まって噛みつかれたら嫌だが、一時停止標識も出ている!意地悪!

できるだけ速やかに直進したが、犬は結局こちらをじろっと睨んだだけだった。その後、トラックも来たのだが、トラックがきても避けもせず、トラックの方に徐行・迂回させていた。なんてふてぶてしい。十分離れてからルートチェックしたら確かに曲がらないといけなかった。しょうがないので戻って曲がる。その間、犬はこちらを睨んでいるだけだった。

そのさきでもまたトゥルッリ?登場。そして、丘の上にカステル・デル・モンテが見えてきた。あそこまで登るのか。まだ遠い。カステル・デル・モンテに登る幹線道路に合流。さすがに世界遺産へのアプローチにはゴミは少ない。そして、自転車に注意の道路標識。ローディーにも抜かされた。ここは、地元の和田峠みたいなものか。和田峠みたいな激坂ではないが、最大10%くらいはあって結構きつい。車は飛ばしてくるし、陽は傾いて来る。

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カステル・デル・モンテが現れた。

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トゥルッリ?

ようやくカステル・デル・モンテの入り口まで到着。そこからもまた急坂。路線バスに抜かされた。着いたのがちょうど午後4時。雨は大丈夫だったが、ちょっと夕方の空になっていた。駐車場のおじさんに言われる通りに端に自転車止めて見学にGO!

八角形の組み合わせでできた、アラベスクのピースのような城。エルサレムの黄金のドームに倣ったともいう。城と言っても堀はなく、戦争用というよりシンボルと狩の拠点だったらしい。中は写真が撮れないので中庭と外だけ撮影。音声ガイドを聞いてゆっくりまわったら1時間半かかった。ここかはら海が見える。次に海を見るのは次の日曜日だな。登ってきた斜面をすっかり見下ろせた。

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カステル・デル・モンテに近づく。

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ついに到着!八角形の城。

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見返すと海。これからしばらく海とさよなら。

さて、坂を下って宿に向かう。6時近くなり、暗くなり始める。一旦下ってまたゆるやかな坂を登る。ほとんど人家のないエリアで、ときおり農家がぽつんとある。昨日から思ったが、これまで走ったヨーロッパは小さい集落をつなぐように走れたが、このあたりは大きな街の間には小さな集落は見当たらない。ときどき、館のような大きな農家が現れるだけだ。農民は街から通勤するのか?イタリアはどこでもそうなのかな。

本道から離れて田舎道を走る。今日泊まるところもぽつんと一軒ある農家の民宿らしい。一軒一軒は数キロ離れている感じだ。最後はまた急斜面を登るはず。振り返るとカステル・デル・モンテが見えている。宿はちゃんと標識が出ていて、見逃さずに着けた。最後の急坂はおもったほどではなかった。白い犬が迎えてくれた。農家を改造した素敵な宿についたのは午後6時半を回っていたが、夏時間なのでどうにか暗くなる前に到着できた。

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農園に到着!わんこがお出迎え。ありがとう!!


海岸の標高0mからゴール地点は546mでした。結構登った感じ。海から離れていよいよ世界遺産のハシゴ開始。

(2017/09/25, 69km, 獲得標高799dm)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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