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熊野古道サイクリング:第4日 太地〜潮岬〜串本

熊野古道サイクリング:第1日 白浜〜高原〜近露
熊野古道サイクリング:第2日 近露〜本宮〜新宮
熊野古道サイクリング:第3日 新宮〜那智〜太地
熊野古道サイクリング:第4日 太地〜古座川〜潮岬〜串本


あっという間に最終日になってしまった。天気予報では上がるはずの雨は夜中降り続いて、朝風呂を浴びに行った時もまだ降っていたが、朝食を終えて帰ると薄雲をかざして太陽も見えた。晴れていれば日の出が見えたのかもしれない。

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太陽がちょびっと戻ってきた。

今日は、15:08串本発の特急くろしお26号に乗ることになっている(乗らないと新幹線間に合わない)。どこに行けるかは走ってみて状況次第だが、朝は荷造りや自転車を拭いたり油をさしたりしているうちに9時を過ぎてしまった。南へ向けて出発。

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太地の港を通過して下里まで南下。

昨日もこれくらいの天気だったらよかったのにと悔しがりながら太地の港へ。そこから県道239を一山越えて下里地区へ。バイパスの那智勝浦新宮道路は太地で終わっているので大型車が増えるが、それほどストレスにはならない程度の交通量。しばらく海岸のきれいな景色の中を走るが、一旦道は海から離れて紀伊田原の駅前を通過。その先で一旦国道から離れて左折。今日最初の目的地の荒船海岸へ。

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荒船海岸に寄り道した。

ここはネットで見つけた。南紀熊野ジオパークの一部になっている海岸。漁港を通過すると一気に軽トラ専用道路になるが、海岸の景色を見ながら素掘りのトンネルを越えたりして楽しい。途中の駐車場にジオサイトの案内が書かれていたが、見付られたのはカワウソの穴(?)と海女の小屋くらいだった。しかし、人気のない荒々しい海岸は観光地観光地していなくて楽しかった。

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すごくダイナミックな景色というわけではないが、細い道が岩場の中を走っていて楽しい。

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海女の小屋らしい。

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大きな玉石の浜に漣痕が見える。波の力はすごい。

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これが獺穴かなあ。

地蔵峠(標高100mくらい)
激坂度 ★☆☆☆
山奥度 ★★★☆


国道に戻ったら、来た道を少し引き返して県道234に左折して紀勢本線を渡る。内陸の山道を走って向かうのはもう一つのジオサイト、虫喰岩。そこに着くには、地蔵峠という峠を越える必要がある。高くはないが、結構まともな山道だった。しかし、国道とちがって交通量は激少なく、しっかり山奥。杉林の中をとことこ登って峠にたどりつく。あまり眺望はない。一気に下って立派な建物があったのでそこが虫喰岩かと思ったが、そこは清掃工場だった。そのちょっと下に道の駅(本日休業)とその向かいに虫喰岩があった。

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山の中の県道234。道端に丸太が積まれて、ほぼ林道。

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地蔵峠の一つ手前のピーク。お地蔵さんが土留めのコンクリに埋め込まれそうになってふんばっていた。

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串本のマークは本当に串!

タフォニという、岩の中の塩分が固まった時に岩を砕いて作った自然の造形。よく見るとフラクタル構造になっていて、大きな穴、中くらいの穴、小さな穴、すごく小さな穴と階層になっている。おもしろい。誰もが興味を持つかはわからないが。ここでお昼になった。そろそろ串本に向かわないと。

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虫喰岩に到着!

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異なるスケールの穴があるフラクタル構造の岩。

坂を下って行くと古座川の街に出る。文字通り古座川に沿ってできた街。古い建物が残る街を走って、国道の手前の橋を対岸に渡って、線路に沿ってしばらく旧道を走る。こちらが熊野古道らしい。道は国道に飲み込まれて海岸道路になった。前の方の海上に岩の連なりが見えて来る。これが次の目的地の橋杭岩。交通量の多い国道を一生懸命走っているうちについてしまった。ここもジオサイトの一つで、また道の駅になっている。ここで一休み。名古屋から4日かけて走ってきたという若者と話した。大阪まで行くらしい。ご苦労様!

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古座川を抜けると橋杭岩が見えて来る。終着点の串本はもうすぐ。

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橋杭岩に到着!!

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昼は道の駅のマグロカツサンドでした。

もうすぐ1時だ。串本に向かって走る。駅前通過が1時5分で、ここに2時半に帰ってくることを考えると1時45分には引き返し始めないととタイムリミットを決めた。紀伊大島の先まで行くことが一つの目標だったがそちらは断念。潮岬はいけるかもしれない。時計回りで東からアプローチしてみる。

トンボロ地形の上の串本の街を抜けてしばらくは海岸の道を走り続けるが、やがて坂を登って、また降り、さらに登る。潮岬のタワーが見えて来る。タワーに登る余裕はなかったので、本州最南端の地まで行ってみた。そこでスタンプをもらった。また岬を一つ制覇!まだ時間に余裕があるのでゆっくり走って串本まで戻る。途中で、さっきの若者とすれ違って挨拶。彼は反時計回りで回ったようだ。

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ついにやってきた本州最南端。

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灯台を見逃したので振り返って撮影。台風情報を聞くと懐かしく思うかな。

串本駅には1時間近く余裕をもってつけた。タワーも登れたか。これで、中辺路と大辺路の半分を制覇した感じか。土産を買ったり、列車の中で食べるものをかったりで時間はすぐに過ぎた。海側のシートが取れたので、海を見ながら白浜まで戻る。日が沈んだのは海南あたりまで戻ってから。新大阪でお弁当を買ったりミックスジュースを飲んだりして時間を過ごし、東京には10時半近くに帰ってきた。7時間かかった。これはこれでご苦労様でした。

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青空と青い海に挟まれた串本の市街地。

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串本駅でゴール。最終日は56km、結局4日で220km強走った。


今日はお参り系ではなくてジオパーク系のライドだった。熊野古道サイクリングは、中辺路・大辺路を国道311、168、42とそれぞれの旧道を使う感じで大変標準的なルートでまわったと思うが、地図を見ると紀伊半島には走ってみたくなるような道がたくさんある。東京からはかなり遠いが、きっとまた来ると思う。吉野や高野山からのルートもチャレンジしたいが、山道がきつそう。もうちょっと遅い季節がいいかな。
(2017/03/14)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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