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熊野古道サイクリング:第3日 新宮〜那智〜太地

熊野古道サイクリング:第1日 白浜〜高原〜近露
熊野古道サイクリング:第2日 近露〜本宮〜新宮
熊野古道サイクリング:第3日 新宮〜那智〜太地
熊野古道サイクリング:第4日 太地〜古座川〜潮岬〜串本


さて、三日目。今日は天気が悪い予報だったが、朝の時点で雨マークは3時ころについているだけで、たぶん弱い雨がぽろぽろ降るくらいだろうと思っていた。それでも雨具を出しやすいようにして出発。まずは昨日は慌ただしかった速玉大社に向かったが、ホテルを出たらすぐに雨がぽつぽつ落ちてきた。あららら。濡れるとあとに響くのでまずは雨具の上だけ着た。しかし、お参りしている間にもしっかりした雨になってきた。

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まず小雨の中速玉大社に戻った。境内に佐藤春夫記念館があった。

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もう一度お参り。終わった頃には本格的な降りになっていた。

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すっくとした犬っぽい狛犬さん。

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御神木「梛」なぎです。航海安全のお守りも買った。

次の目的地は神倉神社。昨日はそばを通ったがパスしている。新宮というのは、本宮に対して新宮かと思っていたが、そうではなくて神倉神社の神位を速玉大社に移したので、こちらが旧宮、速玉大社が新宮というわけだとことを後で知った。こちらのメインは山頂にそびえる巨岩のゴトビキ岩。それが神武東征で神武天皇が神剣を受けた天磐盾だという。

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神倉神社にやってきた。

そこにたどり着くには急な石段を登らないとだが、昨日の本宮の石段などとは異なり、すごくワイルドな石段だった。ちょうど、壊れたエスカレーターを上っている感じだが、長年すり減らされて下に傾斜しているし、雨で滑る。SPDシューズでは危ないくらいだったが、慎重に上ってなんとか一番上のゴトビキ岩にたどり着いた。ふたたびふぅ。景色が素晴らしいと聞いていたが、今日は太平洋が雨にけぶっている。それでもここもパワースポットな感じ。下りはほぼ登山道の女坂を下った。

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雨の日は特に怖い石段。源頼朝が寄進したという。壊れて傾いたエスカレーターを上っている感じ。

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天岩盾とも言われるゴトビキ岩。

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けぶった新宮の街並みと先の太平洋が見渡せた。天気がよければ見事な景色らしい。

さて、どうしよう。雨はひどくなる。下の公衆トイレで雨具を完全装備にしていたら、掃除のおばさんがやってきて、女子トイレで相方とお話をしていた。正平さんの番組の話で盛り上がっていた。正平さんは雨でも走るからな。我々はどうしよう。とりあえず新宮駅まで行って、駅前のコンビニで休んでいたら雨も小降りになってきた。とりあえず那智駅まで走ることにする。

海に向かう。熊野古道は海岸を那智大社まで、浜王子、佐野王子、浜宮王子とみっつの王子を経由して那智大社に着く。まずは浜王子。海岸の道路をその名も王子町を走ると案内標識があって王子神社になっている浜王子へ。ここは、山の中の石碑だけの王子と違って今でも地元で生きている感じ。

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浜王子に到着。いい感じの街中神社。

その先の古道は紀勢本線の海側を通るようだが、自転車はいけないので県道231の広い歩道を走る。また雨が降ってきた。道は国道42と合流。しばらく広い国道を走り、高速道路に入らないように旧道に左折。さらに、新宮港方面に左折して国道から離れる。紀勢本線を渡って港とちょっと高くなった町の間の道を走って新宮港へ。雨がまたひどくなってきて、ブレーキの効きが悪くなった。港のはずれの公園のトイレで一休みして、ブレーキシューとリムを掃除する。汚れのせいかブレーキの戻りが悪くなったのでボトルの水でキャリパーあたりも掃除。少しまともになったので国道に戻ると、すぐに佐野王子だった。

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ようやく海の見えるところまできた。白浜から延々来たなあ。

その佐野王子、今では背後はUNIQLOとかK’s電器とかがはいっている大きなショッピングセンターになっている。前は国道。1000年前にここで休んだ人たちがみたらびっくりするな。1000年後にはどうなっているのか。UFOの発進基地か、それとも森に帰っているのか、温暖化で海の底か。

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新宮港から国道に戻るとすぐ佐野王子に到着。ショッピングセンターの隅。

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1000年前の人も、お地蔵さんもびっくりでしょう。

佐野王子にお参りした後、国道に戻ってひた走る。途中、宇久井のあたりで海沿いのよい景色に惹かれてそっちに行ってしまったが、雨なので深入りせずに戻る。その先は旧道のトンネルが見えたが通れるかわからないのでそのまま進行。現国道トンネルも右側に歩道があって問題なく通れた。しっとり濡れた那智駅に到着。右折すると那智大社と那智の大滝方面。交差点の右に補陀落渡海で知られた補陀落山寺、その中に浜宮王子があるようだったが、雨で行きそびれた。

さてどうするか。那智山までは結構な登りを上って7kmくらい。晴れていたら何も考えずに行くのだが、雨がひどい。この先は太地まで国道を走るだけだから大したことはないが、大型バスも通る那智山までの道を登るのも、下るのもちょっと心配。天気がよければそのまま旧那智スカイラインを通って国道を通らずに太地に行くことも考えていたが、今日はその元気なし。今日はエスケープルートとしてバスを使うことも考えていたが、バス停の時刻表を見ると13:18のバスがすぐに来るようだった。立派な屋根のある駐輪場もあったので、自転車をとめて貴重品を下ろしてちょうど来たバスに飛び乗った。(はじめは間違えて紀伊勝浦駅行きのバスに飛び乗ってしまった)

本当は自転車で三山回る予定だったが、まあこういうのも悪くない。路線バスは急坂を上って那智の大滝を越えて終点那智山へ。ここからまた石段を上って那智大社だった。お参りして牛王札ゲット!バス停では西国33箇所めぐりの人と一緒だったが、次の青岸渡寺でまた一緒になった。ここが一番札所だ。神社に続いて寺でもお参りして、次の目的地の那智の滝へ。長い石段を今度は降って、バス停でバスの時間(14:56)を確認して、滝に下ってみた。日本三大名瀑とは、那智の大滝と日光華厳の滝、その次は諸説あるようで袋田の滝が有力そうだが、三つとも制覇したな。

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那智駅から路線バスでやってきた那智大社。ちょっと反則だがこれで三山巡った。

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こちらは巡礼の人と再会した青岸渡寺。

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寺と神社が共存。

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雨にけぶる三重塔と那智の大滝。

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桜と梅と滝。

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滝の下まで行きました。

バスにのって那智駅に戻ると、15:18のバスとすれ違った。ちょうど二時間の寄り道。この先、雨がひどかったら太地まで輪行というのも考えたが、雨は小降りになっているし、次の電車まで1時間近くあって待っていても寒いしなので、持って来た食料で腹を満たして走り始めた。

勝浦の街は国道をはずれて海沿いの道を行った。最初はこの街に泊まろうと思っていたが、距離が中途半端になるので太地まで行くことにしたが、ここだったら楽だったな。立派な二つのトンネルを越えたが先は行き止まりだった。どうやら未開通のバイパスか何かだ。仕方がないので引き返して国道に戻り、あとは国道42を走る。

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歩行者道が別になっているトンネルもありました。

湯川を通過し国道は海沿いに戻る。先に太地のリゾートホテルが見えてきた。工事で片側通行になっている三叉路を左折して太地の港へ。時刻は午後4時頃。ふたたび雨が上がってきたのでまっすぐ突き当たりの公園まで行ってみる。大きな捕鯨船が陸に上がっていて、銛を構えた漁師の像が立っている岸壁には誰もいない。雨の平日だからな。行けるところまで行ってみて海を臨んだ。ずいぶん遠くまで来た気がする。

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湯川近くの「ゆかし潟」。佐藤春夫命名。

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島のうかぶ景色を見ながら雨の国道を走った。去年も三日目雨だったな。

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太地に到着。捕鯨の基地。遠くまできた。

このあと、町の方にちょっと走って、今夜泊まる海沿いの「いさなの宿白鯨」へ。部屋からは谷を通して海が見える水墨画のような景色だった。ふぅ。

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宿の窓から崖を通してしっかり海が見えました。今日は明るいうちにつけた。


天気予報がはずれて、新宮から太地まで雨の国道42を35km。今日はあまり走らなかったが、ずいぶん石段を登ったし、速玉大社、神倉神社、那智大社とお参り三連ちゃん。牛王札も揃った。景色も観れたし、こういう日もあって良いでしょう。
(2017/03/13)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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