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鹿留林道再訪(富士吉田〜都留〜鹿留林道〜山中湖)+ダイヤモンド富士

先週行った鹿留林道は素晴らしかった。工事で車両通行止めだから誰もこないし、紅葉はきれいだし、観光地に近いのに山深いし。途中まで行ってが、引き返してしまったのをちょっと後悔した。一週間経って、寒い日が続いて、山中湖畔あたりではもうちょっとな感じだった紅葉もすっかり低いところに進んだと思う。ということで、もう一回行ってみることにした。

先週は終日晴れの予報だったのにダイヤモンド富士は見れなかった。今日は午後から曇りの予報なので最初から期待していない。天気が良いうちに登ってしまいたいので、スタート地点は富士吉田にした。いつもどおり10時に、月江寺近くの市街地の駐車場からスタートして、まずは都留まで下っていく。

国道139は走りたくないので道を探したら、富士急の線路に沿った細い道がある。どんな道かわからないが、とりあえず走ってみた。最初はちょっとわかりにくいが、線路の西側に出るとそんなに狭い道ではなくてわかりやすくなり、車は多くない、ちょうど良い感じの整備された裏道だった。ゆるい下り坂を背後に富士山、左手に三ツ峠山をみながら快適に走った。

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左右をよく見て自分で遮断機あげて渡って下さい、、、こんな踏切ありか!?東京駅からオレンジ色の電車が走ってくるのに。

撮り鉄の人々が線路脇に並んでいた。富士を背にした列車をとりたいのだと思うが、何か特別な電車が来るのかな。西桂町では、今日は町長選挙の投票日なのを広報車が宣伝していた。日常的な景色の中を10kmほど下って東桂へ。道は線路から離れて中央道支線の側道になっている。都留文科大が近く。中央道をくぐって、ちょっとだけ国道を走って右折。県道713へ。鹿留林道はこの道の続き。ここまで、標高760mの富士吉田市街から約200mを30分かからず下った。ここから400mの登りになる。


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振り返ると富士山。この後しばしのお別れ。

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アンテナのある三ツ峠山が良く見える。

鹿留林道〜二十曲峠(都留市から)(標高1151m)
激坂度 ★★★☆
山奥度 ★★★☆


国道を離れてもしばらくは里の景色が続く。11人乗り以上のマイクロバス走行禁止と県道の起点の標識があるので、この先は林道なのだろうが、その先にもグラススキー場とか大きな釣り堀りとかあって、人家も続いている。釣り堀りの先から本格的な山道の感じになっていく。舗装はきれいで道幅も結構広いが、山が迫って谷が深くなる。この辺の標高でもう紅葉が盛りだ。

ゆるやかな沢沿いの上り坂。先週は見下ろす感じだった周囲の山はずっと高いところでまだ視界に入ってこない。そのうち、ダートが出現した。ツーリングマップルでは1.4kmのダートとあったが、歩いてもたいしたことないだろう。ロードバイクで通った人もいたので、きっと行けるだろうと踏んでいた。

さすがに走行するのはきつい。硬い地面で砂利は深くないから、もう少し太いタイヤなら行けるだろう。少なくとも、Avenue VerteのUK区間はもっとひどいところがあった。でもパンクしても仕方がないから押していく。実際、このあたりは紅葉がきれいで、押していくのでちょうどよいくらいだった。北斜面の谷底で日当たりは悪いが、ところどころ日があたるところは木の葉が金色に輝いているし、沢には巨石がごろごろして昇仙峡みたいだし、なかなか良いところだ。

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ダート区間に突入。紅葉が綺麗になってきた。

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雨の後で道は濡れていたが、沢の水は澄んでいた。

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今日は谷底。山はまだ高い。

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北斜面で日陰の区間が多いが、ときおり光のトンネルになる。

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小さな祠と仏像さんがあった。(となりに崩れた屋根があったので、もとはもっと立派な祠だったようだ)「私3番目だと思うから」

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巨石も転がる昇仙峡みたいな鹿留川。

前方にバイクのカップルがいて下ってきた。すれ違うとき、この先は行けませんよ、と言われた。工事中で「車両通行止め」はわかっていたが、本当に「車両」だけなのか、歩行者(含自転車を押す人)もダメなのかはわからなかった。ダメなのか。でも、自転車なら行けるかも、と言われた。彼らはバイクで突破しようと試みたらしい。で、前進。

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標高が上がってくる。空が広がってくる。

絶景が続く。結構早く舗装道路に戻った。1.4kmはなかった気がする。舗装工事が進んでいるのかもしれない。この先工事中の標識が出現した。たどり着いてみると、確かに大がかりな工事だ。法面を崩して道を整備している。歩行者の誘導案内もあって、行けないということでなかった。ただし、完全な登山道。乗り物は想定されていない。結局自転車をかついで突破。押して通れるレベルではない。この工事はもうすぐ終わるが、終わったときには紅葉はすっかり落ちているな。

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とうとう工事による車両通行止め区間にぶつかった。歩行者は通行可。自転車は担げば通行可。

突破地点は林道の交差点で、立派な木製のアーチ橋がかかっていた。この辺は山奥だが河原が結構広い。さらに進む。標高900mくらいまで上がったところで沢を渡る橋があり、脇に向かう林道の入り口もあった。ちょうど、前回引き返したところに似た景色だったのでもしかしたらそこまでたどり着いたかと思ったが、標高はまだまだだった。だいぶ上がってきたので、山の稜線が見えるようになってくる。そして、このあたりから傾斜がきつくなってくる。標高1000mをちょっと超えるあたりまで、10%くらいの坂がしばらく続く。標高は一気に上がる。

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木の有効利用で立派な木のアーチ橋。メンテは大変そうだが。猿橋同様、雨で痛まないように屋根がある。

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上流では河原が結構広かった。鹿留川は蛇行しつつも概ね直線に伸びる。

高いところに上がってくると日差しが差し込むようになる。沢はあいかわらず自分たちの脇にいて瀬音も聞こえている。前方に橋が見える。今度こそ、前回たどり着いた地点だ。一週間前とは景色も変わっている。この高さまでくると、カラマツが増えて、黄色や赤よりも赤茶色が目立つ。橋を渡ると、自分たちが走ってきた沢が、背後の御正体山と一緒に見渡せる。先週黄色かった木は裸になっている。

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高度が上がる。紅葉は相変わらず鮮やか。

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御正体山の山頂が見え始める。

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激坂区間も紅葉見ながらのんびり登る。

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標高が上がると紅葉の様子も少し変わってきて、葉の落ちた木も目立ってくる。この辺が前回の引き返し地点。

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前回の引き返し地点を越えて、さっき登ってきたルートを見下ろすようになる。

あとは一週間前と同じように走る。時間が少し早いからまだ日差しは昼間。そして二十曲峠にたどり着いた。今日は暖かい。先週よりずっと暖かだった。

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我々が登ってきた鹿留川の流れを見下ろす。

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目を凝らすとガードレールも見える。ずいぶん登った。

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赤や黄色の紅葉からカラマツの茶色に変わっていた。

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青空に飛行機が飛んでいる。

今日も午後になってガスっているが、先週と違って厚い雲は出ていない。木曜日から降っていた雨は富士山では雪だったようで、宝永火口のあたりまで雪に覆われている。南アルプスも、ぼんやりけぶって輪郭しかわからない。ここで1時15分過ぎ。昼をゆっくり食べた。

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二十曲峠に到着!今日も富士山の絶景。

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南アルプスはかろうじて見える。

2時近くなり、忍野の方に下る。このあとどうしようか。ただ帰るのでは面白くないからとりあえず山中湖まで行ってみる。サイクリングロードを走って、花の都公園の脇を抜けて湖畔へ。富士山に向けて日が傾き始めた。

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セザンヌの果物籠は赤一色になっていた。

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花の都公園付近。富士山に向かって日が落ちていく。

1時間あれば湖畔を一周できる。3時半に湖畔を離れれば、忍野八海を覗いてからでも日のあるうちに富士吉田に下れるだろう。なので、また山中湖を一周してみた。先週はまだ緑が残っていた樹々はすっかり黄色や赤になっている。

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先週はまだ緑が多かった山中湖畔もすっかり紅葉。

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今日は午後曇りのはずだったのに、天気いいよ。ダイヤモンド富士見る予定ではなかったが、ちょっと時間を考える。

ほぼ一周して北岸に渡ってきた。3時過ぎた。予想より早く帰れそうだと思っていたら、岸にたくさん人が出ている。立派なカメラを構えている人が多い。今日こそダイヤモンド富士だろう。自分たちはダイヤモンド富士までみたら帰ったら暗くなってしまうと思っていたので考えていなかったが、もう太陽は山のすぐ上まで来ている。忍野八海を諦めて、今日はダイヤモンド富士で行こう。

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だいぶ日が傾いた。この後は街場の道路ばかりだし、ダイヤモンド富士見ても明るいうちに帰れるだろう。

というわけで湖畔でしばらく待った。人が多いエリアからちょっと離れていたが、ちょうど山頂に太陽が沈んでいく。この方向からだと、宝永火口と五合目下の高台が富士山の肩のようになっていて、影になった富士山の脇から光の帯が 溢れ出しているように見える。

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良い場所確保。

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もっと良い場所はすでに人でいっぱい。

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五合目下から太陽の光がこちらに溢れ出していた。

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太陽が山にぶつかる。

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こちらは宝永火口。

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だいぶ隠れてきた。

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寒くなってくる。太陽さよなら。

太陽がすっかり富士山の後ろに隠れると、急に寒くなった気がする。黒いシルエットだった山も、雪がかぶっているのがわかるようになった。予定の3時半はだいぶ回った。さっさと帰ろう。忍野八海に寄るのは諦める。

来た道を戻る。振り返ると、山の脇から再び太陽が覗いていた。さすが富士山、あるのとないので日没時間がだいぶ違うな。サイクリングロードを忍野まで戻って、鳥居地トンネルをくぐる。富士山一旦さようなら。このトンネルは長くて交通量が多いが、広い歩道があるので心配なし。今日は暖かだったが、その先の下りは日陰になるし、さすがに寒かった。

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帰り道で振り返ると太陽とまたこんにちは。山の横から夜明けでした。

富士吉田の市街地に入ると、桂川に沿ってさらに下る。本町通りの駐車場についた4時半時点でまだ空は明るかった。随分と日が短くなったが、今日は空が明るい。振り返ると商店街の向こうに富士山。ここの人たちは毎日巨大な富士山が見ながらこの通りを通るんだと感心。

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富士吉田の本町通から。ここの人たちは富士山を見上げながら通勤!?

このあと、河口湖に紅葉祭りを見に行ったが、人が多すぎてめげた。それで、湖畔で暗くなった富士山とスーパームーン1日前の十四夜の月を見て帰りました。

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河口湖から暗くなった富士山。雪明かりでシルエットがきれい。

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そしてスーパームーン1日前の月です。


鹿留林道にリベンジした60km。おまけに先週見逃したダイヤモンド富士も観れた。都留から登る鹿留林道の渓谷と紅葉はすばらしい。工事中のせいかもしれないが、とにかく静かだし。ダートは短いので自転車を押せば問題なく通れる。約500m上るし、後半は急坂なので、こちらからのルート激坂度は★×3。工事は11月いっぱいで終わるから車が増えるのかな。その時には紅葉終わっているな。暖かかったおかげでゆっくり楽しめたが、一週間でずいぶん季節が進んだ。
(2016/11/13)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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