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小諸から浅間山・高峰高原(車坂峠)

今年はちょうどよいの季節がないまま、暑いから寒いに移ってしまった。まだ紅葉は高い山の上だな。なので、今週も遠出した。行き先は、日帰りとしては特に遠いほうの小諸。ここから浅間山に登る。ネットで調べたら、高峰高原が紅葉美しいらしい。しかし、標高は2000m近くあり、小諸からの登りは結構きつそうだ。それに今日は急に寒くなる予報。ちょっと迷ったが、この高さまで上がれるのは今年はもうないだろう。もうすぐ雪の便りだ。なので、がんばって行ってみることにした。

東京を暗いうちに出たが、はじめは雲が厚い。だが、北上するうちに雲が晴れてきて、赤城、榛名、妙義の上毛三山はきれいに見えた。しかし、浅間は見えない。長野県に入ると雲が厚い。小諸からも浅間山は雲の中。来る方向を間違えたか。懐古園の紅葉はまだということだったが、外から見ると結構赤くなっている。まあ、低いところでも景色は観れるだろうとスタート。10時にスタートして、小諸の坂を駅から国道18号の方に急坂を登って行ったが、補給食を買えるようなコンビニがなくて駅の方に引き返したりしたので、実質は10時半スタートになった。

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小諸の街中で見つけた寺の門も小諸城の門の一つだったらしい。

高峰高原(車坂峠)(標高1973m)
激坂度 ★★★★
山奥度 ★★★☆


趣のある小諸の街だが、日曜日はどこも閉まっている。あまり観光熱心ではないのかな。国道18号まで戻って、さらに登る。それにしても斜面に出来た街だなあ。平らなところなし。自転車は電動アシストでないとあまり実用的ではないな。国道と上信越道を越えて登るが、最初の5kmはひたすらまっすぐな上り。住宅地、田畑、別荘地と景色がかわるが、正面に見え隠れする浅間山はあいかわらず雲の中。それでも雲は上がってきたようで、浅間の本体と左の黒斑山の間の谷がかろうじて見えるくらいになってきた。我々は途中でガスに突入するかな。

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浅間の上の方は雲の中。我々もガスに突入するのか。

ようやく山道らしくなってきた。しかし、上にはアサマ2000スキー場もあるし、きれいに整備された道。最初、街中から急坂で景色が山道になっても坂はかわらない。10%近い急坂がずっと続く。脚を休めるところなし。おかげで標高は稼げる。ちなみにこのコース、標高665mの小諸駅からだと、最高地点の1973mまで1300mを18kmで登る。つまり、平均7%以上ということだ。整備された観光道路なので15%とかは出現しないが、ただひたすらずっと急。前半はまわりの紅葉はきれいだけれど、特に眺望もない。へこたれる。

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だいぶ登った先にパン屋さんがあった!が日曜日は休みだった; o ;。小諸はどこも日曜日休みだ。

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クマも出没するようだ。北海道のひぐまと違って本州のクマは舐めていたが、最近ちょっと怖い。

途中、天狗温泉の登山口への分岐で一休みして持ってきたバナナを食べた。ここで1200mくらいだから500mは登った。まだまだだ。1500mくらいまで登ると、前の方に黄色に染まった山が見えて来る。振り返ると木立の間に小諸・佐久方面が見下ろせる。千曲川が光っている。空は心なしか明るくなってきた。山が見えるストレートで、ガードローブに腰掛けて持ってきた補給食(北海道名物べこもちとか)を頬張った。今日はエネルギー消費が多い。

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天狗温泉への分岐。標高1200m。500m登ったが、まだまだ。この辺から時々歌碑が現れる。

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側溝が詰まっていたので掘って水を通した。被災地で泥かきしたのを思い出す。去年は鋸山林道でやっていたな。

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めずらしく赤い紅葉があった。

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再び歌碑。このあとずっと歌碑が続く。

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正面に黄金色の山が見えてきた。まだ曇りだが、空はこころなしか明るくなってきた。

道はつづら折りにかわる。紅葉シーズンだから車が多いかと心配していたが、そうでもなかった。しかし、走りやっぽい車とか、レストアした旧車とか変わった車も多い。そういう季節か。景色がどんどん良くなってくる。これで日の光があったら最高なんだけれど。コースには頻繁にあと何キロという看板がある。励みにもなるが、気力を失いそうになるときもある。GPSの標高と比べて、あと平均なん%と計算している。最後まで緩くなりそうにないな。

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見事な金色の渦巻き。

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木々の間から千曲川の流れも見えてきた。

この道はチェリーパークラインというらしい。桜の木も植えられれているようだが、桜の季節は寒いだろうな。まだ雪も残っているかな。カーブに番号があり、あちこちに俳句・短歌・詩を刻んだ石碑がある。ゴール近くにはツツジ園もあった。ツツジの季節でもまだ寒そう。

前方に高原ホテルの建物が見えてきた!あと2kmという標識も。まだ200m近く登りそうだから、結局最後まで緩くならない。この最後の2kmは、景色は良かったがきつかった。15%は出現しないと書いたが、ヘアピンのインは15%行っているだろう。後輪滑らしながら立ち漕ぎ。写真を撮ったり、休み休みになって走ったが、最後は無事にホテルの駐車場にゴールイン!

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ようやく高原ホテルが見えてきた。まだまだ登らないといけない。

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下界が遠い!日が差してきた。

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もう少し!

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とうとう高原ホテルの駐車場にゴールイン!

ここから景色は素晴らしいの一言。このころから晴れ間も出るようになって、見渡す限り一面、カラマツの黄色が輝いている(この黄色い木がカラマツだということは帰ってから調べてわかった。松って皆常緑樹だと思っていたが、カラマツは黄色くなって落葉するんだ)。ここからは、左側は金峰山、その向こうに富士山、正面は蓼科・八ヶ岳、右には南アルプス・中央アルプスが見えるようだが、今日は雲があってどこが見えているのかよくわからない。しかし、蓼科は見えているんだと思う。下の方を向くと、佐久平が広がり、千曲川が流れ、眼下に小諸の街がずっと低いところにある。ここまで登ってきた道も見えている。それにしてもこんな急坂を登ったのか!?

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振り返ると黒斑山と剣が峰。浅間の本体は見えない。

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佐久平を見下ろす。

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黄色の世界。

しかしわかったことは、ここからは手前の黒斑山に遮られて浅間山の本体は見えないということだ。これはちょっと予想外だった。まあ仕方がない。富士山も登り始めたら山頂は見えないしな。ちなみに、ここから北に走ると嬬恋の方に下る。西に行くと湯の丸高峰林道経由で湯の丸に出る。今度は浅間を縦断してもいいな。ビジターセンターに寄ったらいろいろな美味しそうなものが結構リーズナブルな値段で出ていた。今日は補給食をいっぱい持ってきて失敗だった。山には何もないと思っていた(ホテルでランチのつもりは最初からない)。中は暖かいので、カプチーノを飲んだ。落ち着く。カフェからは裏手の篭ノ登山がよく見えた。(前に電線があるが)

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峠の裏手はカラマツと白樺の林。

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そして篭ノ登山が見えた。

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ビジターセンターから。山の上におしゃれなカフェがあって、モンベルとサロモンのショップまであった。カプチーノは空になってしまった。

ビジターセンター前で嬬恋の農産物を売っていたので、生落花生とポップコーンを買った。カフェにはサイクリストの団体さんが入ってきた。聞いたら湯の丸から林道を走ってきたということ。我々も湯の丸まで行ってそこから下ることも考えていたが、途中がダートということでどれくらいかわからず迷っていた。カフェの人はオススメしないと言っていた。サイクリストは、いけるけれど、道は狭いし車も通るということ。もう2時過ぎてしまって、途中でパンクでもしたらしょうがないから今日は来た道を下ることにした。

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ちなみに、こちらはビジターセンターまで買って帰った嬬恋の生落花生(15分以上茹でる)とポップコーン(あとひと月ほど乾かしてから作る)。

ダートになるまで行ってみようとスタートしたがすぐにダートになった。正確には、舗装がくずれてダート化したって感じかな。寒いし、篭ノ登山方向の写真だけとって引き返した。持ってきたウエアを皆着込んでスタート。それでも寒いがなんとか耐えられた。

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遠く、草津・万座・滋賀方面が見えているんだと思う。

峠に戻ったら、ここには車坂峠という名前があることもわかった。1973mはこれまで登った峠では、麦草峠2120mについで高いんじゃないかな(富士山は峠じゃないから)。山頂で過ごしている間にすっかり快晴になってきた。もうちょっと早く晴れてくれればよかったが、それでも下でゆっくり秋の景色を眺められた。ちょっと夕方の光になってきた中で、カラマツの黄色が眩しい。

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車坂峠1973m。ここは長野県小諸市と群馬県嬬恋村の境界でもある。

スピード出すと寒いし、景色は素晴らしいし、ゆっくり下った。どんどん山が上にせりあがっていく。寂しい。やがて山は見えなくなり林の中を下る。あっという間に天狗温泉の分岐まできてしまった。あとは里の景色の中を下るだけだ。振り返るとさっきいたあたりも見えている。うーん。りんごがたくさんなっている。買って帰ろう。

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どんどん下る。寒いが美しい。いつのまにか快晴になり、光が眩しい。

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葉の落ちた樹々の間からの太陽。

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山からだんだん離れて行って寂しい!

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黄金世界の中の道をゆっくり下っていく。まだ日があるし、スピード出すと寒いしな。

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山、さようなら。

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道路脇にはカラマツの枯葉が積もって雪みたい。

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白樺とカラマツ。

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振り返るとさっきまでいた山を見上げている。夕方の光になった。

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りんごがたくさん生っている。シナノスイーツとシナノゴールドを買って帰った。

最後は国道を越えて小諸駅まで、登り返しなし、ペダルこぐ必要なし。4時15分くらいに懐古園まで戻ってきた。懐古園も見学できる時間だったが、寒いし疲れたので今日はパス。振り返ると朝は雲の中だった浅間のスカイラインがくっきりと見えていた。我々がいた高峰高原も見える。日が沈むと高原ホテルのあかりがぽつんと見えていた。あそこに居たんだなあと灌漑深い。今日も1日ご苦労様でした。

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懐古園まで戻って、さっきまでいた高峰高原を見返した。遠い。往復39kmしか走っていないが。

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遠く浅間連山のスカイライン。我々は、クジラさんの胴体(黒斑山)と尻尾(高峰山)の間に居た。今日はたくさん登った。


結局、走行距離は40kmに満たないのに、1300m以上登っていた。ひたすら登りなので激坂度★×4確定。山奥度は、観光道路っぽさがあるので★×3。しかし、うーん。一つ間違えれば(景色が見えなければ)ただのヒルクライムのトレーニングですが、帰りは天候が回復して素晴らしい紅葉が見れてよかった。
(2016/10/30)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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