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那須〜蓑沢彼岸花公園〜雲巖寺(芭蕉苦行コース前中半)

那須方面はいつも那須岳側に登っている。那須ロングライドに紛れ込んだり、この間の湿度100%ライドでも走った。

反対側の八溝山地はあまり観光地化されていなくて、那須烏山から一回りした時も素敵な里山が続くのが見えた。秋の花が見られるところを探したら、那須町に彼岸花の綺麗なところがあるのを見つけた。遠いし、季節はちょっと遅いが行ってみることにした。

もう一つの目的は、那須ロングライドの「芭蕉苦行75kmコース」を試走すること。那須岳側のコースは何度も行っているので、こちらはどんなか行ってみたい。苦行というのはどれほどのものか。

林道芦野蓑沢線の峠(標高410mくらい)
激坂度 ★★☆☆
山奥度 ★★★☆


で、出発は黒田原の運動公園10時半。県道28を芦野方面に走る。国道294を渡り、一本裏の道を500メートルほど北上、何の標識もない交差点を右折して坂を登り始める。ここから林道芦野蓑沢線。一山越えて 川の谷にトラバースするのだけれど、最初はダラダラ登りがどんどんきつくなり、しばらく10%強の斜面が続く。道は杉林に囲まれ、時々広い伐採地で景色が広がる。

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黒田原の運動公園の近くの裏道で見つけた「六地蔵と呑んべえの墓」。墓がたくさんあってどれかわからず。立派な功績を残した人らしいが。

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双体道祖神に遭遇!(でも結構多いことがわかった)

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栗が落ちている。秋だなあ。

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木々の切れ目は秋の光だった。

高くはないが急な激坂度★×2級の峠道は、後半少し緩やかになる。★×3級に山深い。唐突に峠(名称不明)に着いて下り始める。やがて民家や収穫間近の田んぼの間になる。静かなな山里だ。田んぼの脇には彼岸花。下った先は県道76で、左折。ちょっと走ると右手に彼岸花公園が現れる。

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カマキリさん、こんにちは。

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平地に降りてくると、よく実った水田と彼岸花。

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そして一面の蕎麦畑。

見事な彼岸花畑。一週間前ならもっとよかったな。部分的にしおれて鮮やかさがなくなっていた。ここで大発見した。今日はいつものオークリーのサングラスを忘れてきて、昔使っていたどこかの空港で一万円くらいで買ったGUESSのサングラスだったのだけれど、それでみると赤い花が実物よりずっと鮮やかに見える。実際、自分はまだ真っ盛りだと思っていた。

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もう言葉がない彼岸花畑。一週間前だったらもっと良かったが、静かで穏やかな秋の景色だった。

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でかくて黒いきれいな芋虫。蝶になるのか、蛾になるのか!?(害虫のセスジスズメガの幼虫だったことがわかった!残念。)

それでも、静かな田んぼの中の彼岸花は、高麗の巾着田みたいな人混みではなくてよかった。なんだか彼岸の世界に迷い込んだみたいで、天空の彼岸花とか冗談を言っていた。

昼すぎてしまった。ここからは県道76と60を道の駅伊王野まで走る。穫り入れの田んぼと静かな里の景色の気持ちの良い下り坂を快速で走り、道の駅へ。道の駅の蕎麦屋はすごい行列だった。たしかにこの辺はソバ畑も多いな。今花が咲いているということは新そばではないのだと思うが。

今度は県道27を南下。一旦坂をのぼったところに天宮のパンという看板が出ていた。テングウのパン?さっき天空の彼岸花とか言っていたのでおかしかった。帰りに寄ろう。

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天宮のパンの看板。帰りに寄ろう。

雲巌寺への上り(木佐美南方トンネル(450mくらい)〜唐松峠(標高350mくらい))
激坂度 ★★★☆
山奥度 ★★☆☆


その先はゆるい下りが続く。ということは帰りは登りだ。両郷の交差点を左折。再び登り始める。やはり最初はダラダラ登りだが、途中でゴルフ場への分岐を過ぎると急になる。広い立派な道だが、車は全然いない。林道の奥武蔵グリーンラインよりずっと少ない。どっんどんきつくなる。前方に壁のようなワインディングが現れる。ここでも10%あるのに!そこを登りきると木佐美南方トンネル。トンネルの中も上りが続く。

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ここが最後の激坂!これぞ芭蕉の苦行!

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本日の最高地点の木佐美南方トンネル出口。出発点からの標高差は100mちょっとしかないのだが。

トンネル出口からは12%の下り。一気に下って里に戻る。石柱の多い三叉路を右折して、八溝山に向かう県道321を下る。ここも静かな山里だ。しかし、立派な石造りの蔵があったりして随分豊かな感じがする。ただの山ではなくて街道筋として賑わっていたんだろう。

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県道との合流点には、馬力神、馬頭観音、そして出征軍馬忠霊碑と、馬にまつわる石碑が並んでいた。

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コスモスと蕎麦畑。

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かわいい小さな花。名前は知らず。

やがて立派な宿場町が現れた。雲巌寺宿。旅人も巡礼も来たのだろう。そして芭蕉も。橋を渡って右手に今日の最終目的地の雲巌寺に到着。立派な太鼓橋と石の階段を登り境内へ。山寺と呼ぶにはちょっと立派な大きな寺だった。千葉の神野寺を思い出した。下っても海は見えないが。

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趣のある宿場町が現れた。雲巌寺宿。とても豊かな感じがする。

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赤い太鼓橋と急な階段を渡って雲巌寺へ。

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神の光は不味い!?

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芭蕉の石碑。「木啄も 庵は破らず 夏木立」

那須ロングライドのコース名は芭蕉の苦行だが、実際の芭蕉は大勢で賑やかに楽しそうに来たらしい。我々の苦行は続く。ロングライドのコース通りだと、この先は左に入って「なかがわ水遊園」まで走るのだが、ここで午後3時。日没までに帰るにはタイムリミットが近い。山を下った先はまた上りだし。なので、茨城県の大子と大田原を結ぶ国道461を黒羽まで下る。と言っても、唐松峠までは上り。国道もそんなに車は多くなかった。

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須賀川小学校下の橋は欄干も寺っぽい。

峠を越えてがんがん下る。途中で関東平野一望ポイントがあるらしかったが、全体にガスがかかったような天気で景色は見えなかった。黒羽の市街地は迂回して県道27に戻り、今度は北上。ゆるい上りを登り続ける。自転車でなければわからないくらいの上りだが、よく見ると水田は段になっている。

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この辺から眺望が開けるのかな?今日は曇り。

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また赤い花だが、これは彼岸花ではない。サルビアかな。

両郷の交差点を通過。道の駅の手前のちょっと急な坂の手前でさっき見たパン屋の看板発見!右折する。0.5 Km右折の看板があったがそこから遠かった。田んぼの中にパン工房が見える。天宮(てんぐう)のパン。千葉のショパンに匹敵する秘境パン屋だった。4時までで滑り込みセーフ。必死で走ってきて相方に呆れられた。

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遥か彼方にパン工房の看板が見えてきた。

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そして閉店間際に到着。(実は4時ちょっと過ぎていたが入れてもらえた。)

残っていたパンはちょっとだったが、明日と明後日の朝ごはん分はゲット。味わい深い系のパンです。秋のオススメは売り切れで残念!ここから道の駅伊王野へ。そして、国道を少し南下してりんどうラインへ。前回と逆向きに走るのだが、この道はアップダウン多い。さすがブラーゼン練習コース。

最後は余笹川に沿った道に右折して黒田原方面へ。最後までアップダウンが続き、獲得標高1000mは行かなかったが消耗した。5時過ぎてようやくゴールした。


蓑沢の彼岸花群生地と、那須ロングライドの「芭蕉苦行75km」の前半部をつないだ約70kmのコース。標高は高くならないが、小さな峠をいくつも越えて、苦行の名に恥じず、獲得標高は800m級。雲巌寺への上りはそんなに登っていないが激坂度★×3にしたが、山道というよりも豊かな山里の道でした。
(2016/10/02)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

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