FC2ブログ

Avenue Verte パリ-ロンドン(5): Newhaven-East Grinstead(ニューヘヴン〜イースト・グリンステッド)

Avenue Verte パリ-ロンドン(1):Paris-Cergy(パリ〜セルジー)
Avenue Verte パリ-ロンドン(2):Cergy-Giverny-Gisors(セルジー〜ジヴェルニー〜ジゾール)
Avenue Verte パリ-ロンドン(3): Gisors-Forge les Eaux(ジゾール〜フォルジュ=レゾー)
Avenue Verte パリ-ロンドン(4): Forge les Eaux-Dieppe(フォルジュ=レゾー〜ディエップ)
Avenue Verte パリ-ロンドン(5): Newhaven-East Grinstead(ニューヘヴン〜イースト・グリンステッド)
Avenue Verte パリ-ロンドン(6): East Grinstead-London(イースト・グリンステッド〜ロンドン)

Avenue Verte第5日。そしてついにイギリス上陸を果たした第1日目。旅の終わりが近づくとだんだん寂しくなってくるが、知らない国に入ると緊張感もわいてくる。イギリスは知らない国とは言えないが、自転車で走ったのは何年か前にスコットランドで1日レンタサイクルを借りたくらいだ。さて、どんな道かな。

ツアーのガイドブックにあったルートは、
・ニューヘブン→(鉄道)→ポールゲイト→イースト・グリンステッド
・ニューヘブン→ブライトン→(鉄道)→スリーブリッジ→イースト・グリンステッド

あとは、
・ニューヘブン→(自走)→ポールゲイト→イースト・グリンステッド
・ニューヘブン→ブライトン→(鉄道)→ポールゲイト→イースト・グリンステッド

といったルートが取れそう。全線自走は3番目だが、ニューヘブンとブライトンの間の白亜の崖も見てみたい。なので、今日は4番目のルートをとることにした。

昨夜は到着が遅かったし、朝は昨日までのコンチネンタルではなくてしっかりイングリッシュブレックファーストを摂ったのであまり早くは出られず9時頃出発。まずは昨夜ちょびっと走った道を戻り、港の方に戻る。ちょうど昨日我々が乗ってきたセブンシスターズ号が出港しているところだった。

2016-09-01 07-21-36
まずはイングリッシュブレックファースト。ブラックプディング美味しい。

2016-09-01 09-14-07
セブンシスターズ号が去っていく。昨日はどうも。

住宅地の結構な急坂を丘を上る。レンガの長屋、挨拶しても無視するおばさんと猫。イギリスだなあ。登って振り返ると湾が朝日に輝いていた。今日はNCN (National Cycle Network) 2のサインを目印に走る。しかしサインの先は階段だったりする。実は歩道のスロープを押して行かないといけなかった。

2016-09-01 09-22-43
猫とgood morning。もうbonjourじゃないんだなあ。

2016-09-01 09-32-48
背後に朝日に輝く湾がみえる。

2016-09-01 09-35-33
青いのがNCN 2のサイン。これについていく。

ダートの道を走る。丘の上から少し下ると海が見える。イギリスらしいちょっと荒涼した海の景色で、寒かったらさびしかったろうが、今日は快晴で暖かい。車が結構多い。通勤ルートなのか。まわりはサマーハウス風の小さな庭のある家がならぶ。

2016-09-01 09-41-49
海に向かう道。

2016-09-01 09-47-38
仮設住宅みたいに見えるのはサマーハウスなんだろうな。

幹線道路に入って、右折して住宅地の中の道へ。NCN2のサインにそって、朝の住宅地を抜けて、最後は崖の上の幹線道路に戻る。道は自転車の走れるバスレーンと広い歩道で安全に走れる。一番高くなったところでみると実に広々している。下っていくと、今度は海岸に下る道がある。海岸に下りると白い崖が目の前。

2016-09-01 10-28-31
丘の上の広々した景色。

2016-09-01 10-29-27
イギリスの大地の半分はウサギの糞でできているな。

海岸線はコンクリートの舗道。散歩の人、自転車の人、犬を連れた人。海は穏やかで緑色。イギリスでこんな天気は期待していなかった。ブライトンの街まで海岸を走れる。

2016-09-01 10-45-33

2016-09-01 10-42-49

2016-09-01 10-56-25
白い崖の下をブライトンに向かう。

高級そうなマリーナを通過して、クラシックな感じのブライトンへ。白い崖は低くなって、海岸にポアロの小説に出てきそうなクラシックな建物が並ぶ。桟橋は遊園地になっている。

2016-09-01 11-27-42
遊園地の新しい桟橋。

2016-09-01 11-30-34
クラシックな建物が並ぶブライトンの海岸。

2016-09-01 11-33-50
こちらは19世紀からある古い桟橋の残骸。嵐で壊れて、その後火事になったらしい。

のんびり景色をみながら走ったので、20km走るのに結構時間がかかった。海を離れて駅に向かう。駅までは上り坂だった。11時30分の電車にのるつもりが11時50分もギリギリになった。切符売り場が混んでいて絶対間に合わないと思ったが、ギリギリで乗れた。次は12時半だったから乗れてよかった。これが40分後だったらあとで大変だった。電車は丘の上の高いところを走るのでブライトンを見下ろしながら走った。ポールゲートまで30分。

2016-09-01 11-53-49

2016-09-01 12-01-24
さようならブライトン。

2016-09-01 12-24-48
ポールゲートついた。乗ってきた電車が去っていく。ここで昼ごはん。

ポールゲートの駅で一休みしたあとスタート。ちょっとだけ街を走ってすぐ自転車道へ。ただし、舗装じゃない。そして、イギリスと違っても両側はすっかり森になっている。ここもやはり旧鉄道線路の遊歩道。

2016-09-01 12-52-02
ここはNCN21です。

2016-09-01 13-15-47
馬注意。

2016-09-01 13-25-40
本当にいた。驚かさないように追い越した。

2016-09-01 13-18-41
なぜか庭に鳥居のある家があった。

ここはCuckoo trailという名前の遊歩道だとわかった。いろんな鉄道遺構が置かれている。フランスとの違いは、両脇が深い藪になっていることだ。ポールゲートからヒースフィールドまで20kmちょっと。

2016-09-01 13-38-25
橋はCuckoo trailのシンボルで飾られている。機関車、馬やサイクリストから動物たちまで!

2016-09-01 13-40-38
車軸を使ったベンチ。

2016-09-01 13-52-02
ホランの駅。

2016-09-01 14-11-15
これは信号機。

2016-09-01 14-12-35
住民に迷惑にならないようにエンジンを静かにして蒸気や煙は出すなと。

ヒースフィールドの街で遊歩道は終わり。この町の通過はちょっとわかりにくく本通りに出てしまった。ここから丘の上り下りが続いた。普通の道からダートのサイクリングロードへ。NCN21の表示で道に迷うことはなかったが、本当にこの道でよいか心配になることはあった。とてもサイクリングロードとは思えない道が多い。ダートというか山道。石や木の根で、MTBじゃないときついレベル。結構な急な下りもあった。(この区間は東側に迂回路もある)

2016-09-01 14-41-03
虎の避難所!?この辺はくまのプーさんのゆかりの地らしいからその関係?

2016-09-01 14-52-34
おいおい、これがNCN21?

2016-09-01 14-55-21
とうとう獣道になった。

2016-09-01 14-55-26

2016-09-01 14-56-53
そして、柵をあけないと通れないところも。私有地に迷い込んだかと思った。

このあと、エリッジまでの区間は、しばらく車道の丘を登ったり下ったりが続く。急な斜面。カーブは視界がない。空は晴れているが木が茂って暗い。そして、すごく立派な屋敷が多い。いや、立派かわからない。門しか見えないので。今日は山岳ステージという認識がなかったので、覚悟が足りなくてめげた。メイフィールドという町では車で自転車を運んできたフランス人の一行を見かけた。

2016-09-01 16-02-59
なかなか写真を撮りたくなるポイントがなかったが、ようやく景色が広がった。基本、暗い道。

エリッジグリーンのはずれで道がA26という交通量の多い道路にぶつかるが、サイクリングロードは左手の細い道、それがまた獣道になった!トゲトゲの草が道にはみ出していて足にかかると痛い!

2016-09-01 16-35-21

2016-09-01 16-40-09
またすごい獣道になった。横は幹線道路。

エリッジの町でまたちょっと道に迷う。さっきのフランス人はカフェに入っている。ワイン飲んでいるかな。我々は線路を越えて右折して西に向きを変える。しばらく住宅地と農地の中を走ったら、今度はフォレストウェイという遊歩道。ガイドブックにダートのサインはなかったが、ここもダートだった!固く締まった土の道だが、これを20km走る。時間は5時近くなり、時差もフランスから1時間遅くなっているので、夕方の光になっている。日没にはだいぶあるががんばって走ろう。

2016-09-01 17-04-02
かわいい案山子があった。

2016-09-01 17-07-42
フォレストウェイの案内板。

道の両側はやはり並木で景色はないが、時々木が切れると牧草地が広がる。フランスは畑だが、イギリスは牧草だな。牛や羊もいる。

2016-09-01 17-20-04
フォレストウェイも時々道路をくぐる。石の橋もイギリスっぽいね。

2016-09-01 18-03-49
道と交差したところの信号機。馬は止まりなさい!

20kmの走りはほぼ忍耐だった。途中で、電動アシストのドイツ人カップルを追い越した。この道では、重い自転車はかえって大変かもしれない。遊歩道の最後になって、ちょっと景色が広がってベンチもある場所があった。ここで最後の休憩。ここから町まですぐ。イーストグリンステッドの賑やかな町を通過して、スーパーで補給食を買い足して、とうとう町外れの宿に到着!結局7時近くになっていた。

2016-09-01 17-37-35
野生動物がいるのでお静かに!

2016-09-01 17-34-38
フランスからずっと道端にあった赤紫の花が咲いていた。枯れてくると綿毛にかわる。

2016-09-01 18-09-27
イーストグリンステッドの手前でようやく広々した景色。

2016-09-02 08-55-29
結局80km強走った!


英国上陸1日目。列車を使った分を除いて約80km以上走り、いつの間にか獲得標高も1000m越えていた。こんな山岳ステージとは思わなかったが、海も白い崖もイギリスらしい暗い道も走れたぞ!いよいよ明日はゴール。
(2016/09/01)

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

@たまりんど

Author:@たまりんど
僕の人生は長い上り坂を上っておいしいものを食べるためにある!

ストイックなローディーと違って、上り坂はお腹を減らすためにあると思っている自分たち(自分と相方)。B級グルメ目的のポタリングがだんだん長距離になり、山を求めてでかけるようになりました。
小径折りたたみは理想的です。車でも電車でも簡単に運べて、どこからでもスタートできる。景色を見ながら、いつでも止まれて、写真を撮ったり観光したり。ゆっくり走ってロードに抜かれても気にならない。それでも、2台の小径(KHS F20RCとBike Friday Pocket Rocket Pro)は結構どこまででも連れて行ってくれます。「峠」を越えて違う景色へ。山の向こうには何があるのか?おいしいものはあるのか!?

にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 自転車ブログ ミニベロ・折りたたみ自転車へ
にほんブログ村

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR